死刑囚の最後の言葉ランキング100選【日本&海外】

5位:アンドレイ・チカチーロ:連続殺人犯

アンドレイ・チカチーロ
出典:SUBCULTUREAT

「脳は撃つな日本人に売れる」

アンドレイ・チカチーロは、1978年から1990年にかけてロシアで52人を殺害した人物です。彼は社会的地位と家族に恵まれつつ、生まれながらの性的不能に悩み続け、各地で殺人を重ねました。

当初は一連の事件が同一犯と思われず、捜査は難航。後に彼は逮捕され、1994年に銃殺刑で処刑されました。彼が最期に述べた言葉の意味は不明ですが、彼の脳は実際に日本人が買取っています。

4位:カンパティマール・シャンカリヤ:連続殺人犯 70人以上

インディアナ州で事件は起きた
出典:SUBCULTUREAT

「私は無駄に人を殺した。みんな私のようになってはいけない」

カンパティマール・シャンカリヤは、1977年から1978年にかけて、インド一帯で70人以上を殺害した人物です。

犠牲者は耳下の首をハンマーで撲殺されており、一連の犯行はカンパチマール(耳の下を叩く人)」による者の仕業と噂されました。

後に彼は逮捕され、1979年に死刑となります。一連の犯行は全て快楽によるものですが、彼は自らの異常性を知っていました。いくら反省の言葉を述べようと、彼の行為は許されるものではありません。

3位:ペーター・キュルテン-連続強姦殺人犯

ペーター・キュルテン
出典:Wikipedia

「私に残された最後の望みは、自分の首が切り落とされ、血飛沫を噴き出す音をこの耳で聴くことです」

ペーター・キュルテンは、20世紀初頭の「デュッセルドルフの吸血鬼」の異名をつけられたドイツの連続殺人犯です。本人の供述によると80名殺害したといいます。手口は女性を襲い強姦し、殺害というものでした。

強姦されたものの生き残った少女の証言で逮捕、9件の殺人と7件の殺害未遂の罪で死刑判決を受けギロチンで処刑されました。血液に異常に興味を持っていたといい、最後の言葉も狂気に満ちています。

2位:ティモシー・マクベイ:テロリスト

ティモシー・マクベイ
出典:Wikipedia

「私は私の運命のマスターです:私は私の魂のキャプテンです。」

ティモシー・マクベイは、1995年に起きたオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件の主犯です。

この爆破事件で168人が死亡し、850人以上が負傷。彼は元軍人で、政府に強い恨みを抱いていました。

マクベイは2001年に薬物による死刑が執行されます。キリスト教徒だった彼は、病者の塗油と最後の聖体拝領を受けて刑に臨みました。

最後に発した言葉はなかったものの、英国の詩人の詩を声明として残しており、それが事実上の最期の言葉とされています。

1位:アルバート・フィッシュ-連続猟奇殺人犯

アルバート・フィッシュ
出典:Wikipedia

「なぜ、私がここにいるか分からない」

アルバート・フィッシュは、19世紀のアメリカの猟奇殺人犯です。本人の自供によると23州にまたがり400名殺害し「満月の狂人」などと呼ばれました。

そんなフィッシュの最後は、電気椅子での処刑を「今までに味わったことのない最高のスリル」といったそうですが、最後の言葉は上記の言葉だったといいます。最後まで被害者への謝罪はありませんでした。

番外編:クロード・ ジョーンズ -無実の死刑囚

無実の罪で死刑となったクロード・ジョーンズ
出典:カラパイア

「自分が死刑になることで、あなた方遺族は気持ちにけじめをつけることができるだろう。身内を亡くしたあなた方遺族には心から同情する。俺はみんなを愛しているよ。さあ、時間だ」

クロード・ ジョーンズは、無実の罪で死刑となった人物です。クロードは、1989年にテキサス州で起きた強盗殺人事件の関与を疑われ、2000年に死刑判決となりました。彼は最後まで罪を認める事はなかったものの、最終的に死刑を受け入れて上記の言葉を遺しています。

10年後、事件現場で落ちていた髪の毛のDNA検査が行われ、その髪の毛はクロードのものではなかった事が判明。長い年月を経て、彼の無実は証明されたのでした。

死刑囚が残した最後の言葉をよく知れるおすすめ本

最後に、死刑囚が残した最後の言葉をよく知れるおすすめ本・書籍を紹介します。

死刑囚200人 最後の言葉

今回解説した死刑囚は50人ですが、この書籍には実に200人もの死刑囚の最期の言葉が掲載されています。彼らは死の間際に何を思い、どんな言葉を述べたのか。気になる人はぜひ読んで欲しい一冊です。

誰も知らない死刑の舞台裏

今回の記事で登場した死刑囚の多くは日本人、そしてアメリカ人でした。情報があまり開示されない中国などの国は別として、多くの国では死刑制度が撤廃されています。

本書を読む事で、日本の死刑制度や死刑が行われる過程について学べます。死刑に対する考え方の変化に繋がるかもしれません。

死刑囚の最後の瞬間

犯罪者の死刑の確定や、死刑の執行が行われた情報はネットやテレビで知る事が出来ます。ただ死刑囚が死刑に至るまでの期間を、どのように過ごしていたのか、その最期の瞬間については知らない人も多いでしょう。

本書は死刑囚の最期の瞬間を克明に記したドキュメンタリー。事実は小説以上に数奇なものです。死刑囚がどのように過ごしたのかを知る事で、私達が犯罪を犯さない戒めになるのかもしれません。

死刑囚が残した最期の言葉に関するまとめ

今回は、日本と海外の死刑囚が残した最期の言葉をランキング形式で紹介しました。残された言葉は謝罪の言葉もあれば、家族への言葉もあり、身の毛がよだつような言葉など色々でした。

その言葉たちは人間が死に際した時の心情が分かるとともに、もし来世というものがあるなら改心していてほしいと感じもしました。最後までお読みいただきありがとうございます。

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