18位:アイドル化する声優達
今や大人気な職業となった声優ですが、新人俳優のギャラは30分枠のアニメ1話あたり5000円〜1万円。声優業だけでは声優も事務所も食べていけず、事務所は声優をアイドルやタレントに仕立てあげます。
過度なスケジュールは声優を疲弊させ、活動休止に追い込まれるケースもしばしば。2024年には二宮ゆい、近藤玲奈などが活動休止となりました。
業界では「アイドル化した声優ほど衰弱しやすい」とされ、潰れた声優に代わり新たな声優を探す負のループが続いています。
日本では声優養成所が乱立しており、「声優は儲からないが養成所は儲かる」という構図ができています。声優業の苦境は、安易なお金儲けの考えが根底にあるからです。
17位:セクハラに悩む芸能人
芸能界では昔からセクハラが絶えません。2023年の過労死白書は、俳優の2割が過去にセクハラを受けたと公表。でも一番多いのが「性的関係を迫られる」というものでした。
歌手でタレントの愛内里菜は、プロデューサーからセクハラを受けたとし2021年に訴訟を起こしました。愛内里菜は敗訴したものの、セクハラは水面下で横行しています。
セクハラ横行の理由は、事務所やメディアが芸能人より圧倒的に優位な立場にいる権力構造です。2024年には、お笑い芸人であり実業家でもある「たかまつなな」が「#芸能人を守る法律を作ろう」と呼びかける記者会見を開催しました。
芸能人をハラスメントから守る法律が早く作られる事を願いますね。
16位:干された芸能人のその後
芸能界ではスターが登場する一方、テレビで見ないと感じる芸能人も多々います。舞台や海外を拠点に活躍しているケースもありますが、逮捕や不祥事が原因で、落ちる所まで落ちる芸能人がいる事も事実です。
高畑淳子の息子である高橋裕太は、2016年にホテルで従業員に性的暴行を加えた容疑で逮捕され、一時は介護士として勤務していました。木下優樹菜はタピオカ店を脅迫した事で芸能界を引退。500万人いたインスタも閉鎖しました。
2人はADHD(注意欠如・多動症)の診断が下りています。空気の読めなさを思わせるエピソードも多々あり、芸能界の引退に繋がった可能性はあります。これらのケースに社会支援が必要なのかもしれません。