【命短し】20代で生涯を終えた芸能人20選

1位:夏目雅子

夏目雅子さん
出典:MATOMEDIA

演技派女優として80年代に活躍した夏目雅子さんは、1985年に白血病によって免疫低下したことによる肺炎により27歳で死去しています。夏目さんは1985年の舞台「愚かな女」の公演中、10円玉程度の大きさの口内炎ができ、体調不良を訴えました。

三蔵法師役のイメージが強い
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体調不良が悪化するも「這ってでもお芝居に出る」と話していた夏目さんですが、周りに勧められ圭義塾大学病院で検査すると、「急性骨髄性白血病」と診断されそのまま入院生活に。4階に入院していた夏目さんですが、「ここから飛び降りても劇場に行く」と半狂乱になっていたといいます。

夏目さんの兄
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飛び降りようとする夏目さんを羽交い絞めにして兄が必死に説得し、何とか治療するようにしたのだそうです。演技派女優として認められ始めていた夏目さんにとって「愚かな女」の途中降板はとても辛いことでした。

夏目さんの生前最後といわれる写真
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夏目さんには病名を告げず「重度の貧血」と説明していたそうですが、抗がん剤治療が必要であり、どのように夏目さんに知らせるか兄は悩んでいたのだそう。そこで演出家・福田陽一郎氏が夏目さんを説得し、辛い治療に向き合うようになったそうです。

辛い副作用に耐えた夏目さんは、ついに白血病の症状が治まるまでになっていました。しかし肺炎を併発してしまい帰らぬ人に。夏目さんのお兄さんは妹の白血病の経験から、かつらを無料で貸し出す事業を起こし現在も続けているそうです。



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