【生還】大事故・大怪我から“奇跡のカムバック”を果たした芸能人19選

17位：安本彩花（私立恵比寿中学）

安本彩花さんは、アイドルグループ「私立恵比寿中学」のメンバー。彼女は2020年に「悪性リンパ腫」と診断され、治療のために休養。5か月後に「寛解」を報告し、2021年に芸能界へ復帰しました。

安本さんは診断を受ける少し前から異変を感じており、リハーサル中に脇が腫れだして検査をしたのだそう。そして病気が発覚し、脾臓にもガンが転移している状態でステージは3〜4。皮膚は裂けて膿が出る状態だったそうでしたが、芸能活動を休止し治療に専念しました。

彼女は少しでも早く芸能界に復帰するために、抗がん剤治療を選択。身体的な副作用もきつかったものの、一番は容姿の変貌が一番つらかったと話しています。副作用でまつ毛も眉毛もなくなり、「これ本当に私なの？」と怖くなったそうです。

退院後は自宅療養になりましたが、容姿の変化もありふさぎこんで引きこもっている毎日だったといいます。しかし元メンバーで急死した松野莉奈さんを思い出し励まされたそうです。彼女は落ちた体力を取り戻すために、1日8時間のトレーニングに取り組んだといいます。

2021年の8月にステージ復帰を果たしましたが、トレードマークだった黒髪ぱっつん前髪ではなく、鮮やかなベリーショートでの再出発となりました。同年には写真集も出版、ベリーショート姿でありのままを伝えたいという思いがあったそうで、やりたいことを1冊に詰め込んだ本となったそうです。

16位：ビートたけし

ビートたけしさんは、漫才コンビ「ツービート」として漫才ブームを牽引した大御所芸人。彼は1994年にバイク事故を起こし、「右側頭部頭蓋骨陥没骨折」「脳挫傷」「右頬骨複雑骨折」という大怪我を負ってしまいました。

たけしさんが事故を起こしたのは通称「杏鎮坂通り」と呼ばれる交通量の多い場所であり、たけし軍団と飲んだ後に原付バイクに乗り、曲がりきれずに転倒。大出血を引き起こしていたといいます。119番通報したのは元ジャニーズ「光GENJI」の諸星和己さんでした。

たけしさんは東京医大病院に搬送され、緊急手術し治療からケアまで2ヶ月半かかったといいます。また退院後も復帰ではなく、半年間安静にしていたそうです。バイク事故の主な原因は「酒気帯び運転」であり、緩やかな坂道ではあるものの制御を誤ったとのこと。

この時愛人に会いに行く途中だったそうです。退院後彼は記者会見を行っていますが、顔が非常に曲がっており視聴者を驚かせました。この時顔面マヒが残っており、意識朦朧としていてとても全快とはいえない状況だったようです。

たけしさんは長らく顔面マヒに悩まされていましたが、後遺症から救ってくれたのが中国鍼だったのだそう。奇跡の復帰を果たしたたけしさんは、映画監督やタレントとして現在も第一線で活躍しています。