【生還】大事故・大怪我から“奇跡のカムバック”を果たした芸能人19選

11位：藤岡弘、

藤岡弘、さんは初代仮面ライダーを演じた俳優。彼は1971年の仮面ライダーの撮影中にバイク事故を起こし大腿骨粉砕骨折という大怪我を起こしています。しかし当時珍しい術式の手術の末、1年後に無事に仮面ライダーへの復帰を果たしました。

藤岡さんは当時アクターも務めており、仮面ライダーの撮影中にバイクで下り坂を下っていたところ、オーバースリップし転倒してしまいます。復帰は無理といわれた藤岡さんですが、無理を言って転院しベトナム戦争後に開発された手術を受けたそうです。

手術後は看護師と一緒に夜遅くまでリハビリに励み、1年後の53話で無事に復帰ができたといいます。当初運ばれた病院で復帰は無理と言われ、転院したいといっても入院している病院の方に拒否されたという藤岡さん。

診察情報も提供してくれず、「何があっても知りませんよ」といいやっと転院がかなったのだとか。藤岡さんが骨折した骨が筋肉に刺さる大けがを負ったために、番組の主演を交代する話もあったものの、結局「2号ライダー」を登場させることになりました。

結果的に歩けなくなるかもしれない大怪我を負っても、仮面ライダーに復帰したいという気持ちが藤岡さんの驚異的な治りの原動力だったのかもしれません。

10位：唯月ふうか

唯月ふうかさんはアイドルユニット「3B junior」でも活躍した舞台俳優。彼女は2016年に舞台「ピーターパン」の練習中に降下し、「左眼下底吹き抜け骨折」の重傷を負いました。

唯月さんは舞台稽古中、ワイヤーアクション中3メートルの高さから落下。高さ1メートルのところで止まるはずでしたが、舞台スタッフの操作ミスにより地面に落ちてしまいます。彼女は顔面を強打し、救急車で病院に搬送され、そのまま入院となりました。

大阪の病院から東京の病院に転院し手術を受けた唯月さんは、約2週間後に病院を退院。2017年にはミュージカル「レ・ミゼラブル」ではエポニーヌ役で出演しました。2022年には舞台女優ランキングで1位を獲得し、順調な様子です。

人気作品「SPY×FAMILY」のミュージカルでは、ヨル・フォージャー役に抜擢されたことを発表しています。ストイックな性格で「恋愛よりも今は舞台や演技が恋人」と努力家な彼女。これらの活躍がますます楽しみですね。