日本の有名漫画家を40人紹介!往年の巨匠から若き天才まで代表作と共に解説

藤子不二雄A

富山県氷見市にある藤子不二雄Aのマンガミュージアムである氷見市潮風ギャラリー
出典:Wikipedia

生年月日1934年3月10日
出身地富山県氷見郡氷見町
代表作「忍者ハットリくん」
「怪物くん」
「笑ゥせぇるすまん」
「オバケのQ太郎」
(藤子・F・不二雄と共作)など

藤子不二雄Aは、藤子・F・不二雄と共にコンビを組んで数々のヒット作を生み出した漫画家です。彼は「忍者ハットリくん」や「怪物くん」の原作を描き、藤子・F・不二雄と共に子供たちの間で大人気の作家として活躍しました。

当初、彼は子供向けの穏やかな内容の作品を多く描いていましたが、1970年頃になるとブラックユーモア色の強い作品が増えていきます。その中でも、テレビアニメ化された「笑ゥせぇるすまん」は、救いのない話が多くあるにもかかわらず、子供から大人まで幅広い層に支持される人気作品となりました。

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臼井儀人

春日部駅に設置されている臼井儀人の代表作「クレヨンしんちゃん」の看板
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生年月日1958年4月21日
没日2009年9月11日
出身地静岡県静岡市葵区
代表作「クレヨンしんちゃん」など

臼井儀人は静岡県静岡市で生まれ、埼玉県春日部市で育った漫画家です。彼の代表作「クレヨンしんちゃん」は、青年向けの漫画であったにもかかわらず、テレビアニメ化やアニメ映画化の影響もあって社会現象を起こすほどの大流行となり、現在では国民的アニメの仲間入りをしています。

しかし、2009年9月11日に臼井儀人は日帰り登山へ向かった後に失踪。そして、8日後に崖から転落した臼井儀人の遺体が発見されました。彼の突然の死はニュースでも大きく報道され、多くのファンに驚きと悲しみを与えました。

岸本斉史

世界的に人気がある岸本斉史の代表作「NARUTO」
出典:Wikipedia

生年月日1974年11月6日
出身地岡山県勝田郡奈義町
代表作「NARUTO‐ナルト‐」
「サムライ8 八丸伝」など

岸本斉史は、世界的に人気の高い忍者漫画「NARUTO‐ナルト‐」の原作者です。「NARUTO‐ナルト‐」はテレビアニメ化の影響もあって大ブームとなり、「ONE PIECE」と並ぶ週刊少年ジャンプの看板作品として国民的大人気漫画となりました。

1999年より週刊少年ジャンプで連載が始まった「NARUTO‐ナルト‐」は、2014年に掲載された700話をもって完結を迎えました。この功績を讃えられ、岸本斉史は2015年に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞しています。

小畑健

彼の代表作「ヒカルの碁」は若者の間に囲碁ブームを引き起こした
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生年月日1969年2月11日
出身地新潟県新潟市
代表作「ヒカルの碁」
「DEATH NOTE」
「バクマン。」など

小畑健は、漫画原作者とコンビを組んで活動することが多い漫画家です。彼が手掛ける作品に多く見られる特徴として、メインキャラクターの構成が「主人公の少年と非人間」となっている点が挙げられます。

彼の代表作である「ヒカルの碁」は囲碁を題材にした漫画であり、少年漫画としては異色の存在でした。しかし、この漫画をきっかけに、年配の趣味と思われがちであった囲碁が小・中学生を中心に浸透し、囲碁ブームを引き起こしました。

原哲夫

「北斗の拳」の原作者である原哲夫
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生年月日1961年9月2日
出身地東京都渋谷区
代表作「北斗の拳」
「花の慶次‐雲のかなたに‐」
「蒼天の拳」など

原哲夫は、漫画原作者の武論尊と共に大人気漫画「北斗の拳」を生み出した漫画家です。テレビアニメ化もされた「北斗の拳」は、ハードボイルドアクション漫画として1980年代の週刊少年ジャンプの看板作品となり、後には多くの漫画家に影響を与えました。

彼は漫画家としての活動以外にも、ゲームのキャラクターデザインや絵本の出版もしています。他にも、彼の代表作の1つである「花の慶次‐雲のかなたに‐」がパチンコとタイアップした際には、ゲーム内で流れる楽曲の作詞も務めました。

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