世界で一番悲惨な事件・残酷な事件ランキングTOP25

5位:元祖シリアルキラー | テッド・バンディ – 1974~1978年

テッド・バンディ
出典:Wikipedia

1974~1978年にかけてテッド・バンディという男が、アメリカの7つの州をまたがり少なくとも30名を殺害した事件です。女性たちは性的暴行され、遺体を切断された上に屍姦されています。犯人のテッド・バンディは、いわゆるイケメンで高学歴な男性であったため、当時の人は大変驚いたそうです。

彼が常に狙った女性は「長いストレートヘアーをセンターわけした知的な10代後半から20代前半の白人女性」だったといいます。手口は大体けが人を装って女性に話しかけ、荷物運びを手伝ってもらってい油断したところで殺害でした。

被害者女性、センターわけした女性を多く狙ったという
出典:Wikipedia

しかし「待ち合わせがある」と逃げた女性の証言で犯行が発覚。一度逮捕され刑務所に入るも脱獄し、逃亡先で更に殺人を重ねています。女性たちは強姦された上に頭を強く殴られ、体中は嚙みちぎられている被害者もいたそうです。しかし車の窃盗がきっかけで再逮捕されました。当然死刑が宣告され、1989年に電気椅子で死刑執行。遺体は新聞にカラー写真で掲載されたそうです。

テッドバンディってどんな人?映画のあらすじや連続殺人鬼の犯行、生い立ちについても解説

4位:パリ人肉事件 | 佐川一政 – 1981年

佐川一政
出典:HACHI8

パリ人肉事件とは、1981年に当時32歳だった佐川一政が、オランダ人女性を殺害し被害者の遺体を屍姦。遺体を食した後に近くの森の湖に遺棄した事件です。佐川はオランダ人女性にドイツ語を教えてほしいと呼び出し、被害者を銃殺。そして射殺した女性の肉をナイフでそぎ落とし人肉を食べたのです。

その後女性を解体し、タクシーに乗り森に向かっています。そこで死体が入っているトランクをタクシーの運転手が持ち上げた時に、「ずいぶん重いな?死体でも入っているんじゃないかい?」と言われ慌てたと後日語っています。

被害者女性
出典:Ranker

目撃者の証言により逮捕された佐川は、精神鑑定で心神喪失状態と判定され不起訴となりフランスと日本の精神病院に入院しましたが、後に小説家となり現在は寝たきりとなっているようです。

佐川一政はどんな人?なぜパリ人肉事件を起こした?【彼の生い立ちや性格についても紹介】

3位:グリーン・リバー・キラー | ゲイリー・リッジウェイ – 1982~2000年

ゲイリー・リッジウェイ
出典:Wikipedia

1982〜2001年までアメリカで少なくとも49名(実際は70名以上)の女性が殺害され、川に遺棄された事件です。犯人のゲイリー・リッジウェイは、グリーン川に遺体を遺棄していたことから「グリーン・リバー・キラー」と呼ばれました。ゲイリーの事件は20年近く未解決でしたが、2001年のDNA型鑑定により発覚し逮捕されています。

当初は48の個別の殺人事件で有罪判決を受けていましたが、司法取引の一環でもう1件が追加され、49名とアメリカ史上2番目に多い殺人数となりました。被害者のほとんどが、売春婦や家出少女で、手や紐で絞殺されています。

ゲイリーに殺害された被害者
出典:SUBCULTUREAT

絞め殺した後はグリーン川近くの森林地帯や生い茂った場所に遺棄し、しばしば遺体のところに戻って屍姦していました。逮捕後はまだ未解決の事件を自供する代わりに司法取引を受け、死刑を免れ終身刑となり現在服役中です。

2位:ミルウォーキーの食人鬼 | ジェフリー・ダーマー – 1978~1991年

ジェフリー・ダーマー
出典:Wikipedia

アメリカで1978年から1991年にかけて17人の青少年を絞殺し、死姦した後に人肉食が行われた連続殺人事件を起こした事件です。食人していたことから「ミルウォーキーの食人鬼」と呼ばれました。

殺害後は床下で解体し、近くの森に捨てていたそうです。「ジェフリー・ダーマーの神殿」と呼ばれるアパートに引っ越してからは、「ロボトミー手術」と称して生きたままドリルで頭蓋骨に穴をあけ、そこから塩酸を流し込んだりもしています。しかし17人目の犠牲者が出た後に警察により逮捕。

ジェフリー・ダーマーの冷蔵庫
出典:Amino

部屋の冷蔵庫の中には、死体の肉片、酸で溶かされる途中の胴体などがありました。冷蔵庫を運び出すときは、野次馬が嘔吐するほどの悪臭だったそうです。逮捕後ジェフリーは終身刑を言い渡されますが、刑務所清掃中に同じ囚人に殺害されました。

ジェフリー・ダーマーとはどんな人?ミルウォーキーの食人鬼の全て

1位:リンゼイ・アン・ホーカーさん殺人事件 | 市橋達也 ‐ 2007年

市橋達也
出典:MATOMEDIA

2007年に犯人の市橋達也が英国籍のリンゼイ・アン・ホーカーさんを殺害した事件です。事件の内容は、市橋が被害者女性を監禁し、あらかじめ用意していた結束バンドで拘束し強姦しています。そして自宅の和室に浴槽を置いておき、その中にリンゼイさんを監禁していました。しかしリンゼイさんが暴れるために、16時間後に絞殺。

リンゼイさんのルームメイトの通報により、捜査が開始されています。市橋は2年7か月の間、整形を繰り返しながら逃亡。逃亡中市橋は自分の鼻先を糸で縫い、ほくろと下唇をカッターで切り落としたといいます。そして青森や大阪、四国などを逃亡し、沖縄にあるオーハー島に潜伏していた時期もありました。

リンゼイ・アン・ホーカーさん
出典:Celeby

しかし名古屋で整形手術を受けたときに、病院が警察に通報。その時の病院の写真により、他の目撃情報も寄せられ、最終的に神戸から沖縄行きのフェリーに乗ろうとしているところを逮捕されました。市橋は無期懲役が下され、現在長野刑務所に収監されています。

世界で一番悲惨な事件に関するまとめ

今回「世界で一番悲惨な事件」という視点で、世界中から25の事件を選び紹介しました。殺人の中でも、「人を痛めつけたり、殺人を楽しんでいる」「自分の欲求を満たすため」の犯罪が多くあり、そのはけ口になった被害者の無念は想像に難くありません。このような悲惨な事件がこれから起きないことを祈らずにはいられません。最後までお読みいただきありがとうございました。

世界の凶悪事件ランキングTOP30【最悪の猟奇殺人も紹介】

1 2 3 4 5

56 COMMENTS

コメントを残す