日本で実際にあった怖い事件ランキングTOP40

25位:世田谷一家殺害事件-2000年

事件の舞台となった被害者宅は、老朽化が進んでいるが現在も残されている。

まもなく21世紀に変わろうかという2000年12月31日、東京都世田谷区の民家で、家族4人が殺害されているのが見つかりました。世にいう「世田谷一家殺害事件」の発生です。

この事件は、犯人の正体はもちろん、殺害の動機や経緯まで、すべてが謎に包まれた未解決事件です。犯人のものと見られる遺留品が見つかっているにも関わらず、捜査は2021年現在も続けられています。

状況証拠から、犯人がしばらく家に滞在していたことはわかっていますが、それ以外が一切不明の、非常に気味の悪い事件でもあるのです。

犯人と思われる人物の特徴は、現在も警視庁のホームページに掲載されている

警視庁にプロファイリングされたDNAデータでも犯人は一致せず、なぜこの一家は殺されなければならなかったのかは謎のままです。現在も遺族による活動で、情報提供がよびかけられています。

24位:福島悪魔払い殺人事件-1995年

今なお残る事件現場
出典:福島友民新聞

福島悪魔払い殺人事件は、1995年7月5日に福島県須賀川市の住宅で発覚した殺人・傷害致死事件です。霊能祈祷師の江藤幸子は、1994年頃から自分を崇拝する信者と共同生活を行い、「御用」と呼ばれる暴行を別の信者に実施。6人を死亡させ、1人に重傷を負わせています。

暴行を受けていた信者の母親が江藤の家を訪ねた事で事件は発覚。須賀川署が、江藤宅を家宅捜索すると江藤の家には異臭が立ち込めており、遺体のある部屋には蛆虫が這い回っていたのです。

霊能祈祷師を名乗った江藤幸子
出典:マトリョーシカ 凶悪事件のデータベース

江藤は、「魂は死んでいないので寝かせていた」 と遺体を放置した理由を供述しました。結果として、江藤には2008年に死刑判決が下り、2012年に刑は執行。暴行に加担した信者2人に無期懲役、1人に懲役20年の判決が言い渡されました。

事件が発覚した時期は、オウム真理教による地下鉄サリン事件も起きており、本事件もカルト集団による凶悪犯罪として世間に大きな衝撃を与えました。洗脳やマインドコントロールで人は凶暴になる。それがよく分かる事件です。

23位:埼玉愛犬家連続殺人事件 -1993年

犯人の関根元と風間博子
出典:note

埼玉愛犬家連続殺人事件は1993年に埼玉県熊谷市で発生した連続殺人事件です。ペットショップを経営する夫婦が、トラブルの発生した顧客ら4人を犬の殺処分用の硝酸ストリキニーネを用いて殺害。この店は詐欺まがいの経営でトラブルが絶えませんでした。

夫婦は共犯の店員宅で遺体を処理し、骨はドラム缶で焼却。遺体の残りは群馬県内の山林等に遺棄しました。愛犬家達が失踪している事が発覚すると、マスコミは事件を報道。捜査に協力した店員の供述で被害者の遺体の一部は発見され、夫婦は逮捕されました。

裁判を経て夫婦は死刑判決がくだり、夫は2017年に心臓発作で死亡。妻は現在も服役中です。捜査に協力した元店員は死体損壊・遺棄の罪で懲役3年の判決がくだり、1998年に出所。実名で事件の顛末を記した本を出版しています。

22位:熊谷6人連続殺人事件-2015年

熊谷6人連続殺人事件は、2015年9月14日から16日にかけて発生した連続殺人事件です。熊谷警察署から逃走したペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタンは、熊谷の住宅地3ヶ所で殺人事件を起こし、6人の男女を殺害。幼い子供2人も犠牲になりました。

9月16日に3件目の事件を起こしたジョナタンは、警察の説得を振り切り、立てこもっていた住宅の2階から飛び降りて自殺を図ります。結果的に、彼は意識を回復し裁判が行われます。一度は死刑が求刑されるものの、2020年9月24日に無期懲役が確定しました。

犯人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン
出典:BS朝日

彼が死刑にならなかったのは「被告の心神喪失」でしたが、殺害時に的確に相手の急所を狙ったという見解もあります。この判決は、ペルーとの関係性の悪化を恐れての忖度と考える人も少なくないでしょう。

なお、ジョナタンの兄であるペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャはペルーで25人を殺害し、「死の使徒」と呼ばれている人物です。彼らには、殺人犯の血筋が流れているのかもしれません。日本は昔より移民が増えており、似たような事件は起こりうるのかもしれません。

21位:神戸連続児童殺傷事件 -1997年

少年の書いた犯行文
出典:DIAMOND online

神戸市連続児童殺人事件は、1997年2月から5月にかけて神戸市で発生した連続殺人です。犯人は14歳の中学生で、2月にハンマーで女児1名を殺害し、1名に重傷を負わせました。5月には男児を殺害し、遺体の頭部と以下の犯行文を中学校の校門に起きました。

さあゲームの始まりです
愚鈍な警察諸君
ボクを止めてみたまえ
ボクは殺しが愉快でたまらない
人の死が見たくて見たくてしょうがない
汚い野菜共には死の制裁を
積年の大怨に流血の裁きを

SHOOLL KILL学校殺死の酒鬼薔薇

Wikipedia

結果的に少年は6月28日に逮捕され「人間を解体してみたかった」という猟奇的な犯行理由を供述。容疑者の正体もあいまって、世間に大きな波紋を広げました。この事件をきっかけに少年法が改正され、刑事罰対象年齢が16歳から14歳に引き下げられています。

元少年は少年院を退院し、更生指導員とともにとある団地で平穏に暮らしているといわれていますが、真偽は定かではありません。2015年には手記である「絶歌」を刊行していますが、遺族が更なる精神的苦痛を受けた事は言うまでもありません。

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7 COMMENTS

カラフルピーチ教信仰者

なんでこんな怖いものを書こうとしたのかよくわからないんすけど?

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