20位:首都圏女性連続殺人事件-1968年〜1974年
首都圏女性連続殺人事件は、1968年から1974年にかけて東京や埼玉、千葉県などの首都圏で発生した連続女性暴行殺人事件です。犯行は、20代の女性を強姦してから殺害するという残忍なもので、この時点では11件の犯行が同一犯によるものと推測されていました。
1974年9月に、警察は小野悦男という男を逮捕。彼は窃盗などの前科があり、過去に強姦未遂がありました。小野は、1986年の一審で無期懲役の判決が下るものの、証拠不十分として1991年に無罪判決が確定。彼は一躍してヒーローになったのです。
ところが、小野は1992年に窃盗で服役し、1996年に足立区首なし女性焼殺事件の犯人として逮捕。1999年に無期懲役が確定します。一連の事件については、1件のみ別の犯人が発覚したものの、それ以外は時効となりました。
小野は、足立区首なし女性焼殺事件の犯行は認めたものの、他の事件は全て無罪を主張しています。彼が犯人なのかは今となっては分かりません。犯人が別にいるのなら、若い女性を狙う犯人が他にもいる事になります。それはとても恐ろしい事です。
19位:加古川7人殺害事件-2004年
加古川7人殺害事件は、2004年8月2日に兵庫県加古川市(旧西住吉村区域)で、発生した連続殺人事件です。犯人の藤城康孝は両隣に住む親類8人を刃物で刺し、7人を殺害。自殺を弟に仄めかすものの、最終的には警察に逮捕されています。
藤城は幼少期から親戚から邪魔者扱いされていると感じ、恨みを持っていました。この地域では「分家する時は無償で土地や家を譲渡する」という決まりがあったものの、親類はそれを拒否。藤城の家は本家が所有し、藤原の母も陰湿なイジメを受けていたのです。
ただそれを差し引いても藤城の凶暴な性格は強く、小学校時代には嫌がらせを受けた相手に包丁を持って追いかけた事もありました。この事件は地方特有の陰湿な村社会と、藤城の凶暴性が交錯した悲劇でした。
藤城は2015年に死刑が確定。2021年12月21日に刑が執行されました。
18位:おせんころがし殺人事件-1948年〜1952年
1951年10月10日深夜に、千葉県の房総半島にある「おせんころがし」という崖で起きた事件です。犯人の栗田源蔵は、行方不明になっていた夫を探すため上総興津駅に降り立った母子4人を崖に誘い出し、長男と長女を崖から突き落としました。
粟田の目的は母親の強姦で、母親を強姦した末に背中に背負っていた次女ごと崖から突き落としています。母子達が生きていることがわかると、粟田は石で殴打し母親長男長女を撲殺。次女だけは隠れていて助かりました。
粟田は、1948年に静岡県で交際女性を2人殺害し、1951年には千葉県で主婦を絞殺した末に死姦。母子3人を殺害した2ヶ月後にも、千葉県で主婦と叔母を殺害しています。おせんころがし事件は、粟田が行った8人の殺害事件の総称でもあるのです。
粟田は、夜尿症でいじめに遭っていたものの、戦後には炭鉱夫として働くことで粗暴な荒くれ男に変貌します。一連の犯行は夜尿症による劣等感と、粗暴な職場という相反する環境が招いたものかもしれません。粟田は後に逮捕され、1959年10月14日に死刑となりました。
17位:首都圏連続不審死事件-2007年〜2009年
首都圏連続不審死事件は、2007年から2009年にかけておきた連続殺人事件です。犯人の木嶋佳苗は、多くの男性と愛人関係をもち、練炭自殺などに見せかけて殺害しました。立証された殺人事件は3件ですが、他にも3件の殺害疑惑があります。
木嶋は、被害者達からお金を騙しとっており、被害総額は1億円にも上ります。逮捕された時にも40代の男性と同居していましたが、彼からもお金を騙し取っていたのです。結果的に、木嶋は2017年に死刑判決がくだるものの、現在まで3度の獄中結婚をしています。
一見地味に見える犯人ですが、どうしてそんなにモテるのかというと、
「私は名器の持ち主」
と自伝で公言しています。料理の腕や自分への性を武器に、数々の男性を騙しながらも無罪を訴えている人物であり、罪悪感をまったくもっていないサイコパスといえる人物です。
16位:大久保清事件-1971年
大久保清事件は、1971年3月から5月にかけて群馬県で8人もの女性が殺害された事件の総称です。大久保清は強姦目的で一連の犯行に及びました。手口は自家用車に乗って若い女性に声をかけ、トラブルになった女性を殺害して遺体を埋めるという残忍なものでした。
被害女性達は行方不明とされていたものの、被害者家族が捜索隊を結成し大久保が捜査線に浮上。5月13日に大久保は逮捕され、一連の犯行を自供します。1973年に死刑判決が言い渡され、1976年1月に刑は執行されます。最後まで遺族に謝罪はありませんでした。
大久保は両親から溺愛されて育つものの、父親は子供の前で性行為をする人物でした。大久保は小学6年生の頃に幼女の性器に石を詰め込む暴行を加えたものの、両親はそれを否認。万引きをした時も両親が損害を弁償して示談しています。
大久保は事件の前に強姦事件で実刑判決を受けており、妻と離婚した事で自暴自棄になり犯行に及んだとされます。彼の行為は非道極まりないものですが、両親の教育も彼の人格形成に影響を与えた事は間違いありません。
こわ
怖すぎて疑う事を余計にしてしまいそう。
なんでこんな怖いものを書こうとしたのかよくわからないんすけど?
あ
怖いですね…
い
あ
やばみ
怖いですね。