世界には、メジャーなものからマイナーなものまで、数え切れないほどのアート作品があります。そんなアート作品がどれだけの金額で取引されているのか気になる人は多くいますよね。
そこで、今回はランキング形式で高額なアート作品を紹介します。
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一橋大卒 歴史学専攻
Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。
50位:No. 10-8190万ドル(約117億4,193万円)
50位の『No. 10』は、ユダヤ系アメリカ人のマーク・ロスコが描いた作品です。1958年に描かれました。
不均一でぼんやりした色合いが特徴であり、それが広大に表現されています。
この作品は、2015年に匿名の人物の手によって買い取られました。
50位:3人のエルヴィス-8190万ドル(約117億4,193万円)
同じく50位の『3人のエルヴィス』は、1963年にアメリカ人アーティストのアンディ・ウォーホルが描きました。
文字通り、アメリカの偉大な歌手であるエルヴィス・プレスリーを描いた作品で、作品のベースとなった写真は、映画「フレーミング・スター」の宣伝用静止画です。
48位:No. 7-8246万ドル(約118億2,222万円)
48位の『No. 7』は、先ほど紹介したマーク・ロスコが描いた作品。ピンク、黄色、オレンジの3色を用いた作品で、全体的に暖かい印象を与えてくれます。
マーク・ロスコの作品では、キャンバス上に滲んだように色を付ける表現方法「カラーフィールド・ペインティング」を用いています。
47位:医師ガシェの肖像-8250万ドル(約118億2,795万円)
47位の『医師ガシェの肖像』は、1890年にゴッホによって描かれた作品です。ゴッホが死亡する1ヶ月前に描かれたことが特徴です。
この作品のモデルになった人物は、ポール・ガシェ。ゴッホを診察した精神科医です。
46位:ブラックファイアⅠ-8420万ドル(約120億7,168万円)
46位の『ブラックファイアⅠ』は、バーネット・ニューマンが1961年に描いた作品です。この作品は2014年に買い取られました。
ニューマンはジップと呼ばれる細い縦線で、キャンバスを区切ることが特徴です。