2位:佐々木規夫
東アジア反日武装戦線「狼」のメンバーで、連続企業爆破事件に関与し、現在も国際指名手配されている人物です。三菱重工爆破事件では予告電話を担当し、1975年に逮捕されていますが、8月に起きたクアラルンプール事件の超法規的措置で釈放され、海外逃亡しています。
その後の足取りは偽造パスポートを使い、1987年春頃にフィリピンのマニラに潜伏し、東南アジアやヨーロッパ数か国を回っていたことが1988年に判明しました。1998年には他人名義の旅券を手に入れるために東京に来ていたこともわかっています。
1位:近藤剛郎
2009年に起きた「横浜バラバラ殺人事件」で犯人8名の中で殺人指示役をしていた人物です。この時実行役だった池田容之は逮捕されていますが、指示役の近藤剛郎は強盗殺人容疑で国際指名手配されています。
近藤はタイに逃亡したと見られているようです。2008〜2009年にかけて麻薬密輸に手を染めており、東南アジアから日本に8億円相当の覚せい剤が密輸されようとした事件においても指名手配されています。