10位:越智清
2006年に起きた「寝屋川市女性バラバラ殺人事件」の容疑者として、越智清は指名手配されています。事件は薬局経営の越智栄子さんが行方不明となっており、夫で中古車販売業の越智清を死体損壊の疑いで指名手配しました。遺体が見つからずに指名手配は異例でしたが、自宅浴室に広範囲の血液反応があり、栄子さんとDNAが一致したそうです。
越智清は鹿児島の離島である口永良部島に潜伏していたといいます。そして所持品の時計などを、島民にただで譲っていたそうです。そして口永良部島に捜査が入り、島民から説明を受け本格的に捜査を開始。しかし島民が最後に軽装で山の方に向かう越智清を見たのを最後に行方がわからず、島を出た形跡もないために島内で死亡した可能性が高いと判断し、捜査体制を縮小しています。
9位:又吉建男
1990年に沖縄県沖縄市で対立する暴力団と間違われ、2名の警察官が殺害される事件が起きています。射殺した暴力団員は、三代目旭琉会組員の座間味秀雄と、同会幹部の又吉建男でした。座間味は沖縄県で逮捕され現在服役中ですが、又吉は現在も逃走しており指名手配中です。
又吉は県外に逃亡しており、福岡・山口・大阪・京都の援助者を通じて逃げ回っていたことがわかっています。しかし2000年に京都の病院でがんが発覚し、脊髄まで転移していたそうです。そのため現在は生きていないだろうと考えられており、旭琉会幹部も「もう生きていないだろう」と琉球新聞の取材に答えています。