第19位:沢尻エリカ

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沢尻エリカは、2006年の「タイヨウのうた」などで主演を演じた俳優。彼女は2007年に主演映画『クローズド・ノート』の舞台に立った時、壇上で終始腕組みしたまま不機嫌な態度を取り、司会者からの質問に「別に」と冷淡な態度を取りました。

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ちょうど、沢尻エリカは前述した「タイヨウのウタ」で歌手デビューもしており、48万枚のヒットを飛ばしています。こうした背景から沢尻エリカは「天狗になっている」と批判を浴びました。ただその一方、沢尻エリカは元から気まぐれな性格で、天狗とは違うという意見もありました。
後の2019年9月、沢尻エリカは当時の状況をこう語っています。
「20歳とかそれぐらいの時が本当に忙しくて。あの当時の私、偽っていたわけよ。『こうしなきゃいけない』『沢尻エリカ像はこうだ』みたいなのが自分の中ですごくあって、それって偽りなわけよ。それで結果、自分が潰れてしまった」「本当にすごいバッシングだった」と騒動について振り返った。
引用:マイナビニュース

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反省していたと思われた沢尻エリカですが、2ヶ月後には合成麻薬MDMAを含む粉末を所持していた事で逮捕されます。取り調べの結果、沢尻エリカは2005年、19歳の頃から薬物に手を染めていたそう。様々な誘惑が存在する芸能界。自分だけは特別という気持ちは、早い段階で持っていたのかもしれません。
第18位:クマムシ

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クマムシは、佐藤大樹と長谷川俊輔によるお笑いコンビ。「あったかいんだからぁ〜」というフレーズが特徴で、2015年度ブレイクタレントランキングでは第6位にランクイン。最高月収が800万円を超えたそうですが、その期間に天狗になっていました。

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長谷川は「こんな水飲めねぇよ」とレコーディングで大物気取りでスタッフを怒鳴った過去も。「当時、めちゃくちゃ歌を歌い過ぎて、のどを酷使して、本当に声が出なくなって、直接注射を打たないといけない、っていう状態になって、その注射を打ったのが僕がB’zの稲葉さんかっていう」と長谷川。「その状況で、凄い冷えたお水をもってきたので“これはちょっと厳しいよ”って」と常温を持ってくるよう要求したと話した。
引用:スポニチ
結局、クマムシは典型的な一発屋となり、2枚目に出したセカンドシングル「なんだしっ!」は全く売れませんでした。2016年以降はテレビで観る事は少なくなり、佐藤大樹の地元である富山県での活動が増えています。2023年に収録された「ぽかぽか」に登場した際には、苦しい状況を吐露。

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2人は「今、本当に仕事ないんで、夏に海の家でバイトとかしてます」と話していました。クマムシというコンビ名の由来は、「過酷な環境の中でも生きていけるクマムシのように、厳しい芸能界を生き抜いて行けるように」というもの。どんな環境にあっても、天狗にならなければお笑い芸人を続ける事はできるでしょう。