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日本が震撼した有名な未解決事件14選!考察や最新情報も紹介

日本で起きた未解決事件ってどのくらいあるの?
日本で実際に発生した未解決事件の詳細を知りたい!

犯人が特定されず、逮捕・解決に至らないまま闇に葬り去られる未解決事件。現在でも多くの事件が「迷宮入り」とされています。

今回は、日本で実際に発生た未解決事件の詳細を解説します。中には残虐な内容が含まれますので、ご了承の上お読みください。後半では、テレビ番組を通して解決した事件についてもご紹介します。

日本で起きた未解決事件一覧表

日本における未解決事件とは
出典元:時事ドットコム

警視庁が発表したデータでは、令和2年度の刑法犯検挙率は45.5%。日本では数多くの事件が未解決のままになっています。

しかし、上記の検挙率はあくまで犯罪全体で見た数字です。日本の重要犯罪(殺人、強盗、放火、強制性交等、略取誘拐、強制わいせつ)の検挙率は、令和2年度で93.7%まで向上しています。

反対に言えば、1年のうち6.3%は未解決事件となっているのです。当記事では、昭和以降に発生した重要犯罪における未解決事件を紹介します。

年代事件名
1968年三億円事件
1977年青酸コーラ無差別殺人事件
1979年長岡ワラビ採り殺人事件
1981年新宿歌舞伎町ラブホテル殺人事件
1984年グリコ森永事件
1985年パラコート連続毒殺事件
1989年福島女性教員宅便槽内怪死事件
1994年井の頭公園バラバラ殺人事件
1995年八王子スーパー3人射殺事件
1995年警察庁長官狙撃事件
2000年世田谷一家4人殺害事件
2008年岩手少女殺害事件
2009年新潟タクシー運転手強盗殺人事件
2013年王将社長射殺事件

日本の未解決事件14選【時系列別に紹介】

未解決事件を扱ったドラマ「絶対零度」
出典元:シアター

日本における未解決事件は、三億円事件や世田谷一家4人殺人事件、グリコ森永事件などが有名です。メディアで取り上げられる事件も多く、現在でも注目を集めています。

2010年に殺人の公訴時効が廃止されたことで、現在では時効が成立していない事件も。下記では15の事件の詳細を解説するとともに、事件の考察や犯人像についてご紹介します。

1968年:三億円事件

有名なモンタージュ写真
出典元:NEWSポストセブン

三億円事件は、1968年12月10日に発生した窃盗事件です。偽の白バイ隊員に扮した犯人が、東芝社員のボーナス約3億円を奪い、発生後まもなくして大規模な捜査が実施されました。

有名な犯人のモンタージュ写真は、実際は犯人に似ていたとされる人物の写真を、ただヘルメットと合成しただけのものです。事件現場には多くの遺留品が残されていたにも関わらず、事件は1975年12月10日に公訴時効を迎えています。

三億円事件とは?事件の経緯や真相、犯人像、関連作品まで紹介

事件の考察、犯人像

三億円事件は、11万人にも及ぶ容疑者が浮上しました。当初容疑者にあがった人物は、当時19歳で父が白バイ隊員だった少年S。彼は非行少年たちで結成された立川グループのリーダーであり、事件直前に別の窃盗事件を企てていたことから、容疑がかかりました。

しかし、後に少年Sは自殺を図り、家宅捜索でも現金が発見さなかったことから「シロ」と結論付けられています。現在でも、単独犯と複数犯で意見が分かれていますが、複数犯であれば気付くはずのミスが目立ったことから、単独犯説が一般的です。

三億円事件のお金の行方は?真相や現在の貨幣価値、影響についても解説

関連書籍

2018年に名乗りをあげた「真犯人白田」の自伝小説です。真犯人白田が犯行に至るまでの記録と、事件当時の詳細が描かれています。ただし、彼の青春小説要素もあるので、真偽は不明。信じるか、信じないかはあなた次第となります。

1977年:青酸コーラ無差別殺人事件

毒入りコーラが置かれていた電話ボックス
出典元:時事ドットコム

青酸コーラ無差別殺人事件は、1977年の1月と2月に発生した無差別殺人事件です。事件発生は東京と大阪。いずれも公衆電話ボックス内にて、無造作に残されたコーラを飲んだ男性3人が、青酸中毒で死亡しています。(ただし、内1名は一命を取り留めたものの自殺)

また、同時期に青酸化合物入の怪しげなチョコレートも発見。脅迫文が添えられていたことから、警察は青酸コーラ無差別殺人事件との同一犯か否かも含めて捜査を開始しました。しかし、事件解決できぬまま、1992年に公訴時効を迎えています。

事件の考察、犯人像

事件発生時、警察は周囲の目撃証言などから、犯人が幾度かのテストを行った上で犯行に臨んでいると結論づけました。なぜなら、怪しげなコーラは、被害が出る以前から度々目撃されていたからです。

青酸化合物をなにかしらのルートで手に入れた犯人が、興味本位で犯行に至った可能性があるとしています。また、犯人像については、若者が好みそうなコーラを使用していることから、中年以下の若者ではないか?との考察があります。

関連書籍

今作品は、日本の未解決事件について執筆されたドキュメントです。青酸コーラ無差別殺人事件についても触れられており、事件を網羅的に知ることができます。

1979年:長岡ワラビ採り殺人事件

当時の新聞記事
出典元:アメブロ

長岡ワラビ採り殺人事件は、1979年5月23日に発生した殺人事件です。発見されたのは、京都府長岡京市の山中。同市に住む主婦2人が、23日にワラビ採りに行くと出掛けたあと行方不明になっており、25日に絞殺・刺殺体で見つかったのです。

警察は現場の聞き込みに加えて、複数の容疑者に事情聴取を行うも、犯人逮捕に至らず1994年5月24日に公訴時効が成立しています。

事件の考察、犯人像

長岡ワラビ採り殺人事件の異常性は、猟奇的な性的暴行に加えて、全身の傷痕から垣間見えます。そして、主婦の1人が所持していたレシートに、次のようなメーセージが残されていました。

オワレている たすけて下さい この男の人わるい人

このメモから、警察は犯人を男であると推測。また、2人は逃げられないようにアキレス腱を切断されていたことから、単独犯説が有力視されています。

そして不気味なことに、事件の5年後には現場近くの住宅で女性が殺害される凄惨な事件も発生しているのです。こちらの事件も未解決のまま。犯人の血液が同じ型だったことから、同一犯なのでは?という憶測が、根強く残っています。

関連書籍

「オカルト・クロニクル」は、奇妙な事件を扱うオカルト研究サイトの書籍版です。当時の新聞記事などの資料も記載され、オカルト要素があるものの、興味深いと評価の高い作品になっています。

1981年:新宿歌舞伎町ラブホテル殺人事件

ネオン街で起きた事件とは
出典元:文春オンライン

新宿歌舞伎町ラブホテル殺人事件は、1981年3月から6月にかけて発生し、3人の女性が殺害された連続殺人事件です。新宿歌舞伎町のラブホテルにて、女性の絞殺身体が相次いで発見されています。(内1県は埼玉県川口市)

事件発生までの流れは、それぞれの女性たちが男性と2人でチェックインし、男性が先に帰ったあとに遺体で発見。また、2人目の被害者は身分を特定するものが一切残されておらず、現在も身元が不明のままです。

目撃証言による犯人の特徴が一致していたことから、警察は一連の事件を同一犯によるものと推測。捜査を行うものの、犯人逮捕ができないまま1996年に全ての事件が公訴時効を迎えています。

事件の考察、犯人像

新宿歌舞伎町ラブホテル殺人事件は、目撃証言による犯人像「若いサラリーマン風の男」が一致しています。しかし、当時はプライバシーの観点から、ホテル内に防犯カメラが設置されておらず、捜査は難航しました。

被害者はホステス、不明、工員。年齢もバラバラですが、3人の体内からは覚醒剤が検出されています。大きな進展を得られず、類似の事件が周辺で多発したことから、捜査本部は1年ほどで縮小されました。

関連書籍

「日本人を震撼させた 未解決事件71」は、戦後日本における未解決事件を紹介した作品集です。71もの未解決事件を扱い、さまざまな事件を知るきっかけとなる一冊になっています。

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