【どうしてそうなった】美人すぎる35人の女性犯罪者

第21位：大道寺あや子

大道寺あや子は、新左翼系武装組織である東アジア反日武装戦線の元メンバー。1974年に起きた「三菱重工爆破事件」の犯人の中の1人であり、1977年の「ダッカ日航機ハイジャック事件」で、超法規的に釈放され、日本赤軍に合流。その後は出国して、国際指名手配されています。

逮捕当時、美人であることから、夫で同じく活動家の大道寺将司と協力させられた従犯と考えられていました。実際は本人も活動家で、爆弾に使う薬品を入手するため都内の試薬会社に転職。勤務態度は真面目で、夜は爆弾を作る生活を繰り返していました。

1999年には香港で、日本赤軍最高幹部である重信房子と会っています。2001年には、重信房子が日本赤軍の解散宣言を行うものの、大道寺あや子は南米から「日本赤軍解放宣言無効宣言」を発表。2025年時点で、彼女は70歳を超えています。

なお、「三菱重工業爆破事件」の犯人の1人である益永利明は、1987年3月24日に死刑が確定。しかし死刑は執行されていません。理由として、大道寺あや子が逃走中であり、裁判が終わっていないからだと考えられています。

第20位：三橋歌織

三橋歌織は、2006年に渋谷のマンションで夫を殺害し、遺体をバラバラにした犯人です。彼女は、頭部を町田市内の公園、上半身を新宿駅近くの路上、下半身は渋谷区の民家の敷地に、左腕と右手首は家庭ゴミと、各地に遺棄しました。

三橋歌織は白百合女子大学卒業の社長令嬢。更に長身の体にいつもブランド品を纏っており、メディアは彼女を「セレブ妻」と呼びました。裁判の際も、「小雪似の美貌」と話題となっており、彼女の容姿が優れていた事は間違いありません。

しかし三橋歌織の「セレブ」はキャラであり、実際の生活は庶民的。丸紅に勤めていた夫には伝えていたそうですが、実際は派遣社員として短期間在籍していただけであり、履歴書までそのように書いてあったといいます。

夫のDVが原因で殺害したと証言していますが、三橋歌織も夫のカードを勝手に使用し高級品を購入するなどやりたい放題だったようです。最終的に懲役15年の判決が下り、2025年時点で出所しています。しかし本人の動向はわからないままです。