テレビから姿を消したタレント40名の現在

第16位：小出 恵介

小出恵介さんは「パッチギ！」などで人気を博した俳優です。彼は2017年に、未成年の女性と飲酒と肉体関係を持った不祥事が発覚し、芸能界から干されました。

発端は大阪のとあるバーにて、当時17歳の未成年女性にお酒をガンガン飲ませ、ホテルに連れ出し行為に及んだことがフライデーにスクープされたことです。フライデーに掲載された被害女性の証言は以下の通り。

バーでは女性とリキュールのショットをストレートで何杯も飲んだという。その後、ホテルにいた６時間ほどで、女性は、計５回のセックスを強要され「しかも、５回のうち２回も中出しされて…」と告白。

その後、CMやドラマの降板は続き、違約金の総額は3億円。後に不起訴になるものの、芸能活動をしばらく自粛します。

2018年には事務所との契約も切れ、アメリカで活動を開始。語学の勉強をしつつ、演劇学校に通うなどして、一から俳優の勉強を始めました。2020年からMISIAなどが所属する「リスメディア」に所属し、日本でも芸能活動を再開します。

2021年にはドラマ『酒癖５０（フィフティ）』で４年ぶりとなるドラマ復帰。2023年には、『銀平町シネマブルース』で主演を飾りました。2023年には3年間の交際を経て、一般女性と結婚しています。

ただ全盛期に比べると、収入には雲泥の差がある様子。ニューヨークと日本の行き来も大変であり、現地でペットシーターとし。ても働いています。ペットシーターは夫婦で行い、飼い主からの評判は上々です。苦労の末、小出さんは生涯の伴侶と出会えたと言えるでしょう。

ちなみに未成年の女性は、金銭目的で小出恵介に近づいたと噂されています。後に暴露屋のガーシー元参議院議員が、事の顛末を語っています。ハニートラップで芸能界を干される人は後を絶ちませんが、小出さんのエピソードは芸能界の闇を象徴する出来事です。

第15位：松本人志

お笑いコンビ「ダウンタウン」のボケ担当である松本人志さんは、2023年に「女性に対して性的強要をした」という記事を文春にスクープされ芸能活動を休止しています。記事に対して松本さんは「事実無根」とし、法的措置を考え裁判に集中するために芸能活動を休止しました。

報道によると松本さんは六本木のグランドハイアットで女性を呼び、ゲームと称して無理やり性行為を行ったといいます。被害にあった女性は「俺の子供産めや」などと迫られたそうです。

松本さんは記事を掲載した文藝春秋に対して約5億5千万円の損害賠償を請求していましたが、結局2024年11月に「訴えの取り下げ」で終結しています。結局「勝訴でも敗訴でもない」状況に、第三者である世間からは「うやむやになった」という印象を与えてしまいました。

裁判が終わった2025年も、レギュラーを務めていた「ダウンタウンDX」や「ワイドナショー」なども、降板とは告げていないものの復帰する様子もありません。理由は復帰の際に波紋が予想されるために、起用するまでに進んでいないためだといいます。

テレビ復帰は厳しいといわれる中、2025年春ごろに「ダウンタウンを見るならここ」という独自の基地局を作るつもりという報道がありました。

現在すでに動画を撮影するなどしているそうで、復帰に対しての意見は賛否両論ですが、表舞台に出てくる段階にきているようです。