20位:千聖(大久保利通の子孫)
千聖は、ビジュアル系ロックバンド「PENICILLIN」のギター。同バンドのリーダーを務めている他、およびソロプロジェクト「Crack 6」のボーカル・ギターを務めています。本名は「林 友顕」です。
千聖の5代目の祖父は、維新三傑の1人である「大久保利通」。祖母が、大久保利通の次男「牧野伸顕」の孫娘にあたります。更に林家は、曽祖父の林博太郎の代まで伯爵に叙される由緒ある家柄。実は千聖は相当のお坊ちゃんで、小中高と名門の学習院に通っていました。
大久保利通は、正妻との間に四男一女、妾との間に四男と、たくさんの子供を儲けています。玄孫には元総理大臣の麻生太郎、千聖と同じく来孫には衆議院議員の堀内詔子がいます。
また大久保利通の父は、過去に沖永良部島で島流しに遭っていた。沖永良部島時代に儲けた妻との間に子供がおり、その子孫は「トイレの神様」で有名な歌手である植村花菜です。大久保利通は異母弟を含めれば、たくさんの子孫がいる事がわかります、
19位:加藤虎ノ介(小西行長の子孫)
加藤虎ノ介は、舞台を中心に活動する俳優。過去には、2007年の連続テレビ小説『ちりとてちん』の徒然亭四草役、2012年の大河ドラマ「平清盛」の西光役などで注目を集めています。
母方の先祖には、戦国時代に豊臣秀吉の家臣で肥後国(現・熊本県)宇土城主を務めた小西行長がいます。小西行長は関ヶ原の戦いでは、豊臣秀吉率いる西軍の将を務めていましたが、加藤清正に敗北して捕縛されます。切腹を言い渡されたものの、彼はキリシタンゆえに自殺である切腹を拒否し、斬首されました。
ちなみに加藤虎ノ介の本名は「岡田義人」。芸名の名字の由来は、自分の先祖である小西行長を倒した加藤清正です。虎ノ介という名前は、自らが寅年である事から選ばれています。小西行長には複数の子供がおり、加藤虎ノ介以外にも、野球解説者だった「小西徳郎」も小西行長の子孫を公言していました。