実は歴史上人物の子孫だった芸能人・有名人TOP25

10位：和泉元彌（竹中半兵衛の子孫）

和泉元彌は、狂言の一流派・和泉流を継承する狂言師であり俳優。2001年の大河ドラマ「北条時宗」の主役にも選ばれています。和泉元彌の母親・和泉節子（旧姓・山脇）の先祖は、豊臣秀吉の軍師として活躍した竹中半兵衛です。

竹中半兵衛は36歳の若さで亡くなったものの、嫡男で当時6歳の竹中重門がいました。竹中家はその後も存続し、2025年時点の当主は人形師を務める竹中重男です。和泉元彌の母親が、どの段階から分岐したのかはわかりませんでした。

和泉元彌は2005年に駐車違反の出頭に応じずに逮捕され、2006年には税金の申告漏れや接触事故などの不祥事を起こしています。2008年にも、震災義援金の報告遅れが発覚し、落ち目の時期が続いていました。ただ2018年ごろから、少しずつテレビ出演の機会が増えているようです。

9位：加山雄三（岩倉具視の子孫）

加山雄三は、1967年の映画「若大将シリーズ」に出演した俳優であり、「サライ」などの楽曲をリリースした音楽家です。彼の高祖父は、維新十傑の1人であり、岩倉使節団の団長となった岩倉具視です。

岩倉家は幕末の頃は下級公家、明治以降は華族となった家柄。加山雄三の母親で、女優の小桜葉子の本名は「岩倉具子」と言います。彼女の父親の岩倉具顕は、岩倉具視の三男・岩倉具定の五男に当たります。

この他に岩倉具視の子孫として、来孫に元俳優の喜多嶋舞。俳優の池端えみや、加山雄三の息子の加山徹らがいます。岩倉具視は江戸幕府の討幕に影響を与えた策謀家。その役割とは裏腹に、加山雄三などの芸能人を多く輩出しているのは意外ですね。