24位:ゆってぃ(藤堂高虎の末裔)
ゆってぃは人力舎所属のピン芸人。「ワカチコ・ワカチコ」などのフレーズが有名であり、「スーパーアイドルゆってぃ」というキャラクターに扮しての漫談をネタにしています。ゆってぃの本名は「藤堂雄太」。戦国時代から江戸時代に活躍した藤堂高虎の末裔を自称しています。
藤堂高虎は、黒田孝高、加藤清正と並び、「築城三名人」の1人です。ただ、高虎の直系子孫が伊勢津藩の家督を継いだのは、5代目・高敏まで。途中で、藤堂高虎の弟の血筋が藤堂家を継ぎました。藤堂高虎は3男6女に恵まれていますが、ゆってぃは直系の子孫ではないと思われます。
ゆってぃ以外に藤堂高虎の末裔を自称している人物として、ボートレーサーの藤堂里香がいます。彼女は、ボートレース界のアイドル的存在。現在は同じくボートレーサーの土山卓也と結婚しました。
「一発屋」と呼ばれるゆってぃですが、現在の月収は40万〜50万円ほど。2022年にグラビアアイドルの石川あんなと結婚し、2025年1月5日に第一子が生まれるなど、公私共に恵まれた生活を送っています。藤堂高虎の末裔は、アイドルに関係する人物が多いのが特徴です。
23位:片山千恵子(福沢諭吉の子孫)
片山千恵子は、NHK所属のアナウンサー。彼女の母方の先祖には、「学問のすゝめ」で有名な福沢諭吉がいます。スポーツ報知は、過去に「福沢諭吉の玄孫(5代目の孫)」と報じられました。周囲からは、旧一万円札と比べて「似ている」と言われた事もあるようです。
彼女は2009年から、地上デジタル放送推進大使を務めるなど、地デジの発展に関与しました。2017年に結婚し、2人の子供が生まれています。2024年には「歴史探偵」の進行役を務めている他、新人アナウンサー研修の講師を担当しています。
福沢諭吉は、妻との間に4男5女を設けています。息子達は、慶應義塾塾長や時事新報社長など、学問やビジネスで成功を収めました。更に娘達も社会的地位の高い人たちと結婚しています。
1969年に、25歳の若さで亡くなったレーサー・福澤幸雄は福沢諭吉の曾孫。2024年のドラマ、「VIVANT」の原作を務めたディレクターの福澤克雄は福沢諭吉の玄孫です。2024年から新たな1万円札の紙幣は「渋沢栄一」になっており、福沢諭吉の名前は世間から忘れられつつあります。そんな時代だからこそ、福沢諭吉の功績を思い出す事が大切です。