3位:寺内樺風(朝霞少女監禁事件)

出典:MATOMEDIA
2014年に埼玉県朝霞市で当時14歳だった少女を誘拐し、千葉県に2年間監禁されていた事件です。犯人の寺内樺風は、誘拐監禁の罪で懲役12年が確定しています。出所時期は2029年といわれているようです。
犯人の寺内は「両親が借金している」など嘘をつき少女を脅し監禁。朝顔の種から抽出した麻薬を飲ませて洗脳し、逃げられないようにしていたようです。

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しかし2016年に犯人が鍵をかけ忘れていたのを見計らって外に出て、公衆電話から家に電話し、脱出に成功しています。即日指名手配された寺内は静岡県で血まみれの状態で発見されており、自殺しようとしたものの死にきれなかったそうです。

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寺内は千葉大学に在学しており監禁中も、旅行に友人と出かけたり、ゼミの飲み会にも出たりしていたといいます。周囲も「少女を監禁している様子は感じられなかった」と驚いていたのだそう。2017年に法廷に出てきたときには、「職業は森の妖精」など意味の通らない発言を繰り返していましたが、世間は「精神鑑定狙いの狂言では?」と見ていました。

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裁判は中断したりしたものの、2019年に懲役12年が確定。現在は刑務所に収監されていますが、刑務所で「少女のことは小学3年生の時から知っていた」「マインドコントロールに興味がある」などと話しているとのことです。少女を誘拐したのは「恋愛ではなく宗教関係の本で学んだ洗脳を実践してみたかっただけ」の様子なのだそう。

少女を誘拐したことに対して「教育を受けさせられなかったこと」については悪いと思っていると話しているそうですが、精神的苦痛などそういったことに対しては理解出来ていない印象だそうです。そのような感覚の寺内ですが、2029年に出所予定となっています。