【恐怖】世に放たれた・放たれる予定の超凶悪犯たち20選

16位：佐藤高行（神戸大学院生リンチ殺人事件）

2002年に神戸市西区で神戸商船大学大学院生だった男性が、山口組系暴力団の「西脇組」の内部組織「末原組」の組長・佐藤高行と組員に暴行され殺害された事件です。懲役20年の判決を受け、2024年に出所予定です。

被害者男性は佐藤とその情婦の2人と駐車場を巡ってトラブルとなったため、構成員を呼び出して被害者を暴行し車に乗せています。

この時に通報を受けた警察が来たものの、一緒に暴行を受けていた友人が「助けて」と訴えるも、警察は「後で出頭する」という言葉を信じナンバーだけ控えて帰ってしまったそうです。そして被害者は別の場所で、激しい暴行を受け川に放置され凍死しています。なお、本当はショベルカーで生き埋めにしようとしたそうですが、調達できなかったとのことです。

そして佐藤と組員・情婦が逮捕され、佐藤は懲役20年、情婦は懲役3年執行猶予4年の判決が出ています。そして事件では警察の失態も問題視され、県は裁判で被害者遺族に9736万円と訴訟費用を支払うように命じられました。

このような杜撰な県警の対応の裏には、ヤクザとずぶずぶの関係があったのではと指摘されています。懲役20年を2004年に確定した佐藤は、2024年に出所する予定です。2025年現在は出所しているのかもしれませんが、組長の佐藤は破門されているためヤクザには戻れないだろうと噂されています。

15位：松本美代（仙台高校教諭殺人事件）

2010年に宮崎県仙台市で私立教員として働いていた男性が、自宅で撲殺される事件です。逮捕されたのは被害者の知人男性である松本哲士と梅原啓、妻の美代の合計3名が逮捕されました。妻の美代は懲役11年の判決を受けており、2022〜2023年頃に出所したと思われます。

美代は離婚をめぐって夫と口論を繰り返しており、子供の家庭教師であった松本と不倫関係になっていたそうです。また夫も教え子と不倫を繰り返していたために、愛情は冷めていたといいます。

その後妻に催促された松本は、塾の教え子である梅原に殺害実行を指示しました。梅原は松本の自宅1階を借りて出前専門の寿司屋を構えるもうまくいかず、松本に多額の借金をしており断れなかったのだそうです。

当初知人二人が逮捕されるも、当初美代は犯行を否認。しかし保険金を騙し取ろうとしていたことが発覚し、逮捕されています。結局2011〜2012年の裁判で美代は懲役11年、松本が懲役23年、梅原が懲役18年の実刑判決となりました。

美代は2022〜2023年頃に順調にいけば出所ということになり、おそらく出所していると思われます。次に懲役18年が確定した梅原は、早ければ2029年頃の出所となるのではないでしょうか。