世界&日本の有名な死刑囚・凶悪犯罪者一覧まとめ【事件の詳細も解説】

世界で有名な死刑囚って誰だろう?
日本の死刑囚を一覧で知りたい!

これまで国内外問わず、数多くの凶悪な犯罪が起きてきました。

ただ、事件の詳細はもちろん、犯人が死刑判決を受けたのか気になる方も多いはず。

そこで、この記事では世界&日本で有名な死刑囚・凶悪犯罪者を、事件の詳細も交え一覧でご紹介します。

この記事を読めば、これまで凶悪な事件を起こしてきた犯罪者や死刑囚はもちろん、事件の詳しい内容も知ることができますよ。

※下記のテキストをタップすれば、それぞれの紹介欄に移動します。

この記事を書いた人

Webライター

吉本 大輝

Webライター、吉本大輝(よしもとだいき)。幕末の日本を描いた名作「風雲児たち」に夢中になり、日本史全般へ興味を持つ。日本史の研究歴は16年で、これまで80本以上の歴史にまつわる記事を執筆。現在は本業や育児の傍ら、週2冊のペースで歴史の本を読みつつ、歴史メディアのライターや歴史系YouTubeの構成者として活動中。

日本で有名な凶悪犯罪者・死刑囚一覧

名前事件名/呼び名死刑判決
都井睦雄(といむつお)津山三十人殺し
松本太(まつもとふとし)北九州監禁連続殺人事件
緒方純子(おがたじゅんこ)北九州監禁連続殺人事件
神田司(かんだつかさ)闇サイト殺人事件
堀慶(ほりよしとも)闇サイト殺人事件
川岸健司(かわぎしけんじ)闇サイト殺人事件
かい人21面相(かいじんにじゅういちめんそう)グリコ・森永事件/かい人21面相事件
酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)神戸市連続児童殺害事件
星島貴徳(ほしじまたかのり)江東マンション神隠し殺人事件
池田容之(いけだひろゆき)横浜港バラバラ殺人事件
近藤剛郎(こんどうたけひろ)横浜港バラバラ殺人事件
角田美代子(すみだみよこ)尼崎連続変死事件
関光彦(せきてるひこ)市川一家殺人事件
大月孝行(おおつきたかゆき)光市母子殺害事件
宮野裕史(みやのひろふみ)女子高生コンクリート詰め殺人事件
湊伸治(みなとしんじ)女子高生コンクリート詰め殺人事件
小倉譲(おくらじょう)女子高生コンクリート詰め殺人事件
宮崎勤(みやざきつとむ)東京・埼玉連続幼女誘拐事件
林真須美(はやしますみ)カレー毒物混入事件
宅間守(たくままもる)大阪教育大附属池田小児童殺傷事件
小林薫(こばやしかおる)奈良小1女児殺人事件
加藤智大(かとうともひろ)秋葉原通り魔事件
植松聖(うえまつさとし)相模原障害者施設殺傷事件
小平義雄(おだいらよしお)小平事件
菊池正(きくちただし)栃木雑貨商一家殺害事件
正田昭(しょうだあきら)バー・メッカ殺人事件
大谷高雄(おおたにたかお)強盗殺人犯
奥野清(おくのきよし)母親バラバラ殺人犯
小林カウ(こばやしかう)ホテル日本閣殺人事件
小原保(こはらたもつ)吉展ちゃん誘拐殺人事件
永山紀夫(ながやまのりお)永山則夫連続射殺事件
大久保清(おおくぼきよし)連続強姦殺人犯
麻原彰晃(あさはらしょうこう)オウム真理教教祖・テロリスト
陸田真司(むつだしんじ)SMクラブ下克上殺人事件
山地悠紀夫(やまちゆきお)大阪姉妹殺人事件

日本は海外に比べ、治安が良い国だと言われていますが、これまで数多くの凶悪事件が起きてきました。記事を通じて、世間を震撼させた様々な事件を思い出してしまうかもしれません。

都井睦雄(津山三十人殺し)

都井睦雄(1917年〜1938年)
出典:昭和ガイド

都井睦雄(といむつお)は、1938年5月に岡山県西賀茂村(現・津山市)の村民30名を殺害し、うち3名に重軽傷を負わせた事件の犯人です。「津山三十人殺し」の異名でも知られていますね。

都井は肺結核を患い、徴兵に不合格になった事で精神を病んでいました。この村には夜這いの風習があり、都井は結核を経て彼女達から疎まれるようになり、犯行に及んだのです。津山三十人殺しはその凄惨さから「八つ墓村」等のモデルとなりました。

松本太死刑囚・緒方純子(北九州監禁連続殺人事件)

松本太(1961年〜)と緒方純子(1962年〜)
出典: イノ溜め

松本死刑囚は1996年から2002年に北九州市で発生した監禁・連続殺人事件の首謀者です。人を懐柔させる能力に長け、被害者を拷問と虐待で洗脳。自分の手を汚さずに内縁の妻・緒方純子の家族に殺人や死体処理を命じています。

この時に緒方は松本死刑囚の意向に協力していました。ちなみにこの事件は判明後も残虐性から報道規制が敷かれました。松本死刑囚は2011年に死刑、緒方は2007年に無期懲役の判決が確定しています。

松本死刑囚は福岡拘置所に収監されているものの、糖尿病を患い目が見えなくなっています。緒方は洗脳が解けたものの、当時の事はほとんど覚えていないとの事です。

神田司元死刑囚・堀慶末死刑囚・川岸健司(闇サイト殺人事件)

神田司(1971年〜2015年)・堀慶末(1975年〜)・川岸健司(1966年〜)
出典:cotton85の言いたい放題

神田元死刑囚、堀死刑囚、川岸の3人は闇サイト「闇の職業安定所」で知り合い、金目当てに強盗を行う為に結束しました。2007年8月24日に名古屋市で帰宅途中の会社員女性を拉致した上に殺害し、遺体を山中に遺棄する事件を起こします。

当初は3人に死刑判決が下るものの、川岸は自首による反省が認められて無期懲役に減刑。神田元死刑囚は控訴を取り下げて死刑が確定し、2015年に刑が執行されました。堀死刑囚は余罪が発覚し、2019年に上告での死刑判決が確定。名古屋拘置所に収監中です。

かい人二十一面相(グリコ・森永事件)

かい人二十一面相の似顔絵
出典:自転車屋男2

かい人21面相は1984年から1985年に大阪や兵庫で食品会社を標的にした脅迫事件を起こしました。自らを「かい人21面相」と名乗り、1984年3月18日にグリコの社長を誘拐(社長は自力で脱出)。その後もグリコ本社の放火、不二家や森永にも脅迫を行います。

警察も犯人と思しき人物を目撃した事はあれど、捕まえる事は出来ませんでした。1985年8月7日に犯人を取り逃した滋賀県警本部長が焼身自殺し、5日後に犯人から「香典代わりの終息宣言」が送りつけられ、犯人の動きはなくなります。

結果的に2000年2月13日に事件の時効は成立。犯人は今でもどこかで生きているのかもしれません。

【真相に迫る】グリコ・森永事件とは?事件の経緯や影響、犯人像も解説

酒鬼薔薇聖斗(神戸市連続児童殺害事件)

事件を起こした頃の酒鬼薔薇聖斗(1982年〜)
出典:アノ人の現在

酒鬼薔薇聖斗(当時14歳)は1997年5月24日に男児を殺害し、神戸市須磨区の中学校正門に男児の頭部を放置した人物です。口に「酒鬼薔薇聖斗」と書いた犯行声明文を挟ませ、国内を震撼させます。酒鬼薔薇聖斗はこの事件の前にも殺人事件を起こしていました。

酒鬼薔薇聖斗は逮捕されて少年院に入った後、2005年に本退院となりました。32歳となった彼は2015年に手記である「絶歌」を刊行。内容の是非をめぐり、絶歌のHPは間もなく閉鎖されます。彼が今どこで何をしているのか、全ては謎に包まれているのです。

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