世界&日本の有名な死刑囚・凶悪犯罪者一覧まとめ【事件の詳細も解説】

世界で有名な凶悪犯罪者・死刑囚一覧

続いて、世界で有名な凶悪犯罪者・死刑囚を解説します。国境を超えて名前が知られている事もあり、犯行は全て残忍かつ卑劣なものばかりです。

切り裂きジャック（ロンドン：猟奇殺人事件）

切り裂きジャック1888年頃にロンドンを震撼させた殺人鬼です。標的はスラム街に住む娼婦で、喉や腹を切られた上に内臓を切り取られていました。犠牲者は少なくとも5人ですが、余罪もあるとされます。新聞で大々的に報道され、世界的に有名になりました。

ジャックは警察に何百通も手紙を書き、警察を挑発しています。ただ11月9日のメアリー・ジェーン・ケリーの殺害を最後にジャックによる犯行は終わったという説が濃厚です。犯人は未だに不明で、今でも多くの議論がなされています。

切り裂きジャックは恐怖の対象として、人々の心に残りました。映画や漫画、演劇など様々なジャンルで切り裂きジャックをモデルにした作品が生まれています。

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サミュエル・リトル（アメリカ：連続殺人事件）

アメリカ史上最大の殺人鬼であり、彼が自白した殺害人数は93人です。リトルは1950年末にオハイオ州の高校を退学し、万引き窃盗を繰り返しながら殺人を続けました。彼は2012年にホームレス保護施設にいる時に、薬物関連の罪で逮捕されます。

取調べを通じて1980年代後半の3件の殺人に関与している事が判明し、2014年に終身刑となりました。その後、リトルは刑務所で次々と過去の殺人を告白。その数は93件にのぼり、50件が捜査の結果事実と分かりました。

彼は2020年に死去しますが、これは死刑等ではなく、糖尿病や多臓器不全によるものでした。

ジェフリー・ダーマー（アメリカ：ミルウォーキーの食人鬼事件）

ダーマーは1978年から1991年にかけて、オハイオ州を中心に17人の青年を絞殺。幼少期からダーマーは自分が同性愛者である事に気づいて葛藤していました。両親の仲は悪く、相談する相手がいない事で抑圧された感情は肥大化していったのです。

彼は青少年を自宅のアパートで殺害した後で、屍姦や人肉食を行っています。犯行が明るみに出た時、全米は彼を「ミルウォーキーの食人鬼」と呼びました。彼は懲役936年の終身刑を言い渡されますが、1994年11月28日に刑務所で他の囚人に撲殺されています。

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