世界&日本の有名な死刑囚・凶悪犯罪者一覧まとめ【事件の詳細も解説】

ジェームズ・D・フレンチ元死刑囚(アメリカ:連続殺人犯)

ジェームズ・D・フレンチ(1936年〜1966年)
出典:OCCULT MUSEUM

ジェームズ元死刑囚は市民を2人殺害した罪に問われ、1958年に終身刑が言い渡されます。ただ当時22歳の彼は生涯を刑務所で過ごす事を恐れたものの、自殺をする事も出来ません。結果的に他の囚人を殺害して死刑宣告を受けるように画策しました。

想定通りにジェームズ元死刑囚は死刑判決を受けます。彼は電気椅子に座った時に「新聞の見出しにこんなのはいかが?フレンチプライズ」とユーモアのある最後の言葉を残しました。彼の言葉は有名な「死刑囚最後の言葉」として語り継がれています。

ジョン・ウェイン・ゲイシー元死刑囚(アメリカ:連続強姦殺人犯)

ジョン・ウェイン・ゲイシー(1942年〜1994年)
出典:Wikipedia

ゲイシー元死刑囚は1972年から1978年の間に、イリノイ州で33人の少年を殺害した人物です。資産家の名士としてチャリティー活動にも参加する一方で、アルバイト料として呼び寄せた少年に性的暴行を加えていました。

普段はピエロの格好で人々を笑わせていた為、殺人ピエロの異名を持っています。彼は逮捕後も無罪を主張して上告を繰り返すものの、彼に興味を持った少年を面会室で殺害しようとした為、控訴は取り下げられました。

結果的にゲイシー元死刑囚は1994年5月に薬物注射による死刑が執行されて亡くなります。本来は7分程度で死に至るものの、薬の調整を誤り20分近く苦しんでの最期でした。

ゲイリー・ギルモア元死刑囚(アメリカ:ガソリンスタンド襲撃殺人犯)

ゲイリー・ギルモア(1940年〜1977年)
出典:madisons

ギルモア元死刑囚は学生時代から粗暴な人物でした。窃盗で服役してから僅か3ヶ月後の1976年7月に、ユタ州で2人を殺害。10月に死刑判決を受けています。ただこの頃は世界的に死刑廃止論が高まっており、アメリカもその流れにありました。

彼はこれ以上の獄中生活を望まず、弁護士に「死刑にされる権利」を主張。最終的に権利を勝ち取り、1977年1月17日に刑は執行されました。ギルモア元死刑囚の主張によるものかは不明なものの、この事件を経てアメリカでは死刑が再開するようになったのです。

マーク・エイセイ元死刑囚(アメリカ:白人至上主義運動家殺人犯)

マーク・エイセイ(1964年〜2017年)
出典:murderpedia

1987年にエイセイ元死刑囚はフロリダ州で黒人男性と、ヒスパニック系の白人男性を殺害。彼は白人至上主義者で、彼らを殺害したのも強い差別意識によるものでした。彼の死刑は2017年8月24日に執行されますが、この時に新たな混合薬が使用されています。

アメリカではここ数年、杜撰な方法で死刑囚の刑が執行されており、多くの死刑囚が苦しみながら亡くなっていました。今回の混合薬は痛みを感じさせないとされるものですが、人体実験だと懸念する意見もあります。

刑は執行されたものの、彼の死が苦しんだものだったのか、穏やかなものだったのか、今では知るよしもありません。

エリック・スコット・ブランチ元死刑囚(アメリカ:連続強姦殺人犯)

エリック・スコット・ブランチ(1971年〜2018年)
出典:世界の猟奇殺人者

ブランチ元死刑囚はフロリダ州で1993年に21歳の女子大生を強姦の上に殺害し、死刑判決が言い渡されます。彼は昨年に強姦容疑で逮捕されていたものの、施設側の不手際で釈放されていたのです。結果的に彼は罪を重ね、新たな犠牲者が発生しました。

彼の死刑執行が行われたのは2018年の事。24年も死刑の恐怖に怯えたとして、待たされた時間の事を「非常に残酷」と表現。更に注射を打たれる瞬間も「人殺し!」と声を荒げました。彼に罪の意識が全くなかった事が分かります。

アイリーン・ウォーノス元死刑囚(アメリカ:女性連続殺人犯)

アイリーン・ウォーノス(1956年〜2002年)
出典:Wikipedia

ウォーノス元死刑囚は1989年から1990年にかけてフロリダ州で7人の男性を殺害。若い頃から強盗を繰り返し、当時は高齢ながら売春婦として生計を立てており、生活は困窮していました。彼女は一連の事件を正当防衛と主張するも、共犯者の証言で罪を認めました。

死刑が決定するとウォーノス元死刑囚は「これこそ私が望んだもの」と語り、早い刑の執行を主張しています。2002年10月9日に刑は執行。最期の言葉は「6月6日にイエス・キリストと一緒に母船に乗って帰ってくる」というものでした。

死刑囚一覧に関するまとめ

今回は世界・日本で有名な凶悪犯罪者・死刑囚を、事件の詳細も交えて紹介しました。

どの事件も凄惨なものばかりで、人間が心の奥底に持つ狂気の一面を見せつけられます。彼らの罪は決して許されるものではありません。

彼らの生い立ちを掘り下げると、貧困や幼少期の虐待などの複雑な家庭環境が見えてきます。彼らも正しい支援を受けていれば、平穏に暮らしていたのかもしれません。社会の歪みが彼らというモンスターを作り上げたのかもしれません。

今回の記事を通じて、事件を風化さないこと、そして被害者達の冥福を祈ることに繋がれば幸いです。

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35 COMMENTS

あらいんす

ごめんなさいうんこさが親切だったから反応した()
マジでごめんなさい

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