16位:堀ちえみ

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堀ちえみさんは、「花の82年組」と呼ばれたアイドルで現在はタレントとして活躍している人物。彼女は2019年にステージ4の舌癌が見つかり舌の6割強を切除しましたが、2024年にはコンサートを開催するまでに回復しました。

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彼女が異変に気づいたのは2018年で、舌の裏側に口内炎ができたのだそう。当時リウマチの治療を受けていた堀さんは、副作用だと考えビタミン剤を飲んだりして様子を見ていたのだといいます。しかし2か月後には口内炎が再発。

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食べられない、寝られない状態が続いたそうです。そして2019年に激痛で目がさめ鏡で患部を見てみると、明らかにおかしかったといいます。そのため大学病院に予約し、ステージ4の舌癌、リンパ節に転移していました。

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堀さんは舌を切除し、太ももの組織を移植して再建したそうです。再建しても神経が通っていないため、最初は上手くしゃべれず食事もできずにふさぎこむ日々だったといいます。しかし諦めずにリハビリを続け、1年後に「リ・ボ・ン」を歌えるようになりました。

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辛い日々も周りの支えと「歌いたい」という気持から頑張れたと話しており、同じような思いをする人がいないように体験談を語っているといいます。そして歌うことで、前を向いて生きようと感じ音楽活動を再開したそうです。
15位:つんく♂

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つんく♂さんは、バンド「シャ乱Q」のボーカルで現在は総合エンターテインメントプロデューサー。彼は2014年に咽頭ガンを患い、手術により声を失ってしまったものの現在も筆談にてテレビに出演しています。

2000年頃から声に不調があったというつんく♂さん。2014年にさらに出しにくくなり検査したところ、咽頭ガンが見つかりました。当初声を残すために放射線治療を選択し、一度完全寛解と報告します。

しかし同年には死滅しなかったガン細胞が肥大化し、飛行機で窒息する危険性もあるほど悪化したそうです。そこで声よりも命の選択をしたつんく♂さんは、最終手段の摘出手術を選びました。
歌手の命である声を失う決断をした背景には、3人の子供たちの行く末を見守りたい気持からだったといいます。

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術後のコミュニケーション手段は筆談になりましたが、3歳の娘さんもあっという間にひらがなを覚えてくれたそうです。しかし自分の声で会話したいと考えたつんく♂さんは、食道発声法を練習。現在は日常生活に問題ない程度に話せるようになったといいます。

2016年には家族内での会話が可能になったつんく♂さんですが、テレビではPCでの筆談がメインです。そして精神的に休養させるために2016年からハワイに移住。現在は仕事の時に日本に帰り、無理のない生活を心がけているようです。