2位:田中邦衛(代用教員→俳優)

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田中邦衛さんは、1981年のドラマ「北の国から」などに出演した大御所俳優。彼は短大を卒業後、故郷の岐阜県で中学の代用教員を務めていました。代用教員は、戦前に存在した教員免許を持たない教員の事で、地方公務員に位置していました。

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田中さんは、国語、英語、体育を教えていたものの、わずか10ヶ月で退職しています。理由は生徒を叱れず、教員としての自信を失っていたためでした。そんな時に、一度諦めていた役者の道を志し、1955年から役者デビューを果たしました。

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田中さんは2021年に88歳で亡くなりますが、最後まで教師であった頃の事を覚えていました。1981年、とあるロケの合間の食事会で、田中さんは教員時代の事を突然話して周囲を驚かせています。
ロケ開始を1か月後に控えた1981年夏、田中さんら俳優陣は、地域に慣れるため富良野市に現地入りした。地元青年会議所の理事長だった会田系伍さん(80)が歓迎の焼き肉パーティーを開いた席上、田中さんは「俺、元々中学の教師だったんだ」と言って一同を驚かせた。会田さんは「そんな人がなぜ役者をしているのか、みんな不思議がっていた。あの場面が忘れられない」と述懐した。
引用:讃岐新聞
引用:讃岐新聞
田中さんは、大御所俳優になってからも、人の良さで周囲から人気があったそうです。教え子からも「優しい先生だった」という声もあり、どんな時でも優しい人だった事がわかりますね。