【悲報】悲しい死を迎えた36人の芸能人 - 18ページ目 (18ページ中)

第2位：尾崎豊

尾崎豊は、「15の夜」や「卒業」などのヒット曲を持つ歌手。彼は1992年4月25日に、足立区の民家で倒れているところを発見されます。一度は妻や兄と自宅マンションに戻るものの、容態が急変し、搬送先の病院で亡くなりました。享年26歳でした。

尾崎豊の死は若者を中心に大きな衝撃を与え、4月30日に行われた葬儀には4万人が参列。規模は政治家の吉田茂、先ほど紹介した忌野清志郎に匹敵します。正確な人数は不明ですが、後追い自殺もあったとされ、尾崎豊のカリスマ性が改めて証明される形となりました。

尾崎豊の死因は肺気腫ですが、死亡解剖時に覚醒剤が検出されています。つまり大量の覚醒剤の服用によるオーバードーズで肺気腫を起こしたことで、死に至ったものと結論づけられました。

またテレビ朝日が、妻と知人が共謀して覚醒剤を飲ませて殺害したというドキュメンタリーを制作します。当然ながら、妻は訴訟を起こしたため、番組はお蔵入り。裁判も全て妻が勝訴したため、他殺説は完全に否定されました。

尾崎豊は若くして亡くなったものの、名曲は今もなお歌われ続けています。また尾崎豊には、尾崎裕哉という息子がいました。彼も歌手として活動し、2023年4月には自らの楽曲と、父の名曲「I LOVE YOU」を収録したCDをリリース。尾崎豊の音楽に対する想いは、息子に引き継がれました。

三浦春馬は、「14歳の母」などで人気を博した俳優です。彼は2020年7月18日、自宅寝室のクローゼットで首を吊り自殺をしました。享年30歳。ドラマの撮影でマネージャーが迎えに行った時に、自殺が発覚。遺書は見つかっておらず、自殺した理由はわかりません。

当時の三浦春馬は、「おカネの切れ目が恋のはじまり」で主演を担当していました。ただ、見た目にも随分痩せており、身体の不調を心配するファンは多かった様子。SNSの誹謗中傷や、完璧主義ゆえの追い込み、家庭環境の複雑さなどが要因に挙げられます。

三浦春馬の死は日本だけでなく、アメリカやイギリスでも報道されています。特に中国では三浦春馬の人気は高く、三浦春馬関連のニュースのPV数は11億を突破。世界中が三浦春馬の死を悲しみました。三浦春馬が出演した番組はそのまま放送されますが、追悼の意がテロップとして流されています。

2021年1月16日には、三浦春馬が出演した映画第2弾『銀魂2 掟は破るためにこそある』が地上波で放送されます。この時に三浦春馬はトレンド入りしており、時間が経っても彼の人気が不動であることが証明されました。

三浦春馬に限らず、この頃は芦名星や藤木孝、そして竹内結子などの芸能人の自殺が相次ぎました。その後も2021年の神田沙也加、2022年の渡辺裕之に上島竜兵など、芸能人の自殺は続いています。