【悲報】早すぎる死を迎えた40人の芸能人たち

第38位：鳥山明

鳥山明は、「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」などの名作を生み出した漫画家。更に「ドラゴンクエスト」のキャラクターやモンスターのデザインも手がけました。彼は2024年3月1日に、急性硬膜下血腫により68歳で亡くなりました。

突然の死に日本はもちろんの事、世界中が大きな衝撃を受けました。全国の書店で鳥山明作品の追悼コーナーが設けられ、世界各地の大統領や大企業が追悼の言葉を残しています。

急性硬膜下血腫は、脳を覆っている硬膜と脳表との間に起きる急性出血。劇作家の唐十郎や、俳優の細川俊之も急性硬膜下血腫で亡くなっています。鳥山明は以前から糖尿病を患っていた他、1日にタバコを100本以上吸うベビースモーカーでした。長年の無理な生活が、身体を蝕んでいたのかもしれません。

なお『ドラゴンボール』は国民的な人気があり、漫画は全世界累計で2億6000万部を記録。市場規模は230億ドル（3.4兆円）を叩き出しています。2024年10月には、アニメ「ドラゴンボール DAIMA」が放送されています。本作は、鳥山明が原案を考えており、紛れもない「鳥山明の作品」です。

初回放送時、Xでは「ドラゴンボール DAIMA」がトレンド1位を達成。死後も鳥山明の影響力は衰える事はありません。

第37位：ryuchell

ryuchellは、ヘアバンドと個性的なファッションで人気となったタレントでありモデル。彼は2023年7月に、渋谷にある自宅兼事務所で自殺している所を発見されています。死の前日、ryuchellは「何もないのに涙が出てくる」とラジオで語っており、精神的に落ち込んでいた事がわかります。

死の直接的な原因はわかりません。ryuchellは、2016年にモデル仲間のpecoと結婚。2018年に男の子が生まれたものの、2022年に「新しい家族の形」を選ぶため、離婚しています。ただ家族仲は良く、死の前日は息子の誕生日を祝うため、3人でグアムにも出かけていました。

ryuchellはLGBTをカミングアウトし、離婚後は女性らしい見た目に変化しています。ただ「夫を辞めて女性になるのは無責任」「ぺこちゃんがかわいそう」などの誹謗中傷もありました。

また、ryuchellは女性らしい身体を維持するため、ホルモン剤を使用しており、調子の悪さも訴えていました。様々な要因が自殺に繋がったものと思われます。

pecoはryuchellの死に対し「胸を張って「あなたをいちばん愛している最高のダダだよ」と息子に伝え続けます」と心境を吐露しています。pecoは芸能活動を続けており、2024年にはベストマザー賞2024 芸能部門を受賞。2025年にryuchellとpecoの子供は7歳となります。子供が成長するまでに、日本が住みやすい国になる事を願います。