第22位:櫻井敦司

出典:Instagram
櫻井敦司さんはロックバンド「BUCK-TICK」のボーカル。彼は2023年10月19日に、脳幹出血により57歳で亡くなっています。この日彼は、KT Zepp Yokohamaで開催されたライブに出演。3曲目の「絶界」を歌った後で体調を崩し、スタッフの助けを借りて退場した後に亡くなりました。

出典:音楽ナタリー
「BUCK-TICK」は1987年にメジャーデビューし、抜群のビジュアルと耽美的な世界観で、一気にスターダムにのし上がっていきました。櫻井さんはそのカリスマ性から「魔王」と呼ばれ、多くの楽曲の作詞を担当。

出典:Instagram
最後のライブではしゃがみ込みながらも歌い続けるなど、ミュージシャンとしての矜持を持ち続けました。彼は退場後病院に搬送され、数時間で帰らぬ人となったそうです。

出典:音楽ナタリー
ボーカルを欠いたBUCK-TICKですが、メンバーとスタッフは協議を重ね、活動継続する事を宣言しました。ボーカルはギターの今井寿さんと星野英彦さんが担う形となり、2025年にもツアーが予定されています。

出典:オンライン ショップ
なお、2020年に芥川賞を受賞した遠野遥さんは櫻井敦司さんの息子です。幼少期に櫻井さんは離婚し、遠野遥さんは母親に引き取られていますが、BUCK-TICKはよく聴いてきた様子。遠野猿さんは櫻井さんの文学的な才能を受け継いだと言えますね。
第21位:沖雅也

出典:MATOMEDIA
沖雅也さんは「太陽にほえろ!」のスコッチ刑事役などで人気を博した俳優。彼は1983年6月26日、京王プラザホテルの最上階(47階)で飛び降り自殺をしました。享年31歳。遺体は7階の屋上プールに落ちて即死しますが、背中から落ちたため、顔は無傷でした。

出典:MATOMEDIA
沖さんは躁鬱病を患っており、テレビ俳優業を廃業。以降は舞台を中心に活動を続けていました。彼が自殺をしたのは、まさに大阪での舞台公演が控える中での事。しかし半年前からホテルの予約していたため、既に自殺するつもりだった可能性が高いようです。

出典:MATOMEDIA
遺書には「おやじ涅槃で待つ」と書かれていました。おやじとは、1975年に養子縁組した所属事務所の社長「日景忠男」さんのこと。彼は沖雅也さんをスターに育て上げた男ですが、見返りに体の関係も求めていました。

出典:Aucfree
後に日景さんは沖さんにかけられていた保険金3億円を得ますが、覚醒剤で逮捕されます。芸能界の闇が隠されている沖雅也の死ですが、芸能界が大きな悲しみに包まれたのは事実。自殺の4日後には密葬が執り行われ、1ヶ月後には告別式が行われます。
多くの芸能人が参列し、俳優の平幹二朗さんは沖さんを「胡蝶蘭のような人」と述べて、その死を惜しみました。