覚醒剤や大麻、コカインなどで逮捕された39人の芸能人

第17位：萩原健一（俳優・歌手） | 大麻

萩原健一さんは、「ショーケン」のあだ名で親しまれた大御所俳優であり歌手です。彼は1980年に大麻の不法所持で逮捕され、懲役1年執行猶予3年の判決が下されました。1年後に活動を再開し、俳優業と並行しながら数々のヒット曲をリリースしています。

裁判によると萩原さんは70年代から大麻を使用していたといい、さらにアルコール依存症も患っていたのだそう。映画撮影の時には役作りのために、大麻とコカインを吸っていたことも証言しています。萩原さんは止めたいけれどもやめられず、「逮捕されなければ死んでいたかも」と証言しました。

寛容な時代でもあり事件から1年で復帰した萩原さんですが、他にも数々の不祥事を起こしています。1984年には飲酒運転で人身事故を起こし、2004年には再び交通事故を起こしました

更に監督やスタッフに暴力団の名前を挙げての脅迫事件。結婚歴は事実婚を含めれば5回あり、定期的にお茶の間を賑わせました。

その後、萩原健一は2019年に消化管間質腫瘍により68歳で死去。破天荒な一面を見せつつ、実は2011年から闘病生活を続けていたようです。

第16位：いしだ壱成（俳優）| 大麻＆LSD

いしだ壱成さんは石田純一さんを父に持つ俳優でありミュージシャン。2001年に大麻やLSDの所持で逮捕され、執行猶予となりました。逮捕により舞台「大江戸ロケット」は降板し、懲役1年6か月・執行猶予3年の判決が下されています。

舞台の降板により、数千万円という賠償金を支払ったそうです。また2年間の謹慎処分となりました。のちにいしださんは、「事件の真相」を語り話題に。内容は、

「クラブで『お疲れ！使え！』と（大麻を）持たせてきた人がいて。全然知らない人です。捨てれば良かったんですけど、そのまま部屋に持って帰って来ちゃって。次の日、警察が来て逮捕された」

というものでした。大麻を持ってはいたものの、使用していなかったそうです。

さらに「ハメられた」と証言し、大きな事務所同士の抗争に巻き込まれた結果だと話しています。しかし事件から約20年たっていたこともあり、真相は不明です。

2003年芸能界に復帰しますが、2009年に二股騒動による中絶の強要が発覚して事務所を解雇されます。2012年にはバラエティにも出演し、2018年には3度目の結婚をしますが、2021年にはまた離婚。トルコで縮毛手術するなど、妙な話題にも事欠かない印象です。