【名演技】見事なラブシーンを演じ切った35人の女優

29位：門脇麦（かどわきむぎ）

門脇麦さんは「愛の麦」などに出演し受賞歴も豊富な実力派女優。彼女は2014年の映画「愛の渦」で、「まじめに見えるが誰よりも性欲の強い女子大生」を演じています。本作の舞台は乱行パーティーであり、門脇さんは役を勝ち取るため、オーディションで監督の前で裸を見せたのだとか。

本作品の舞台は乱行パーティーを行うマンションの一室。撮影はタオル1枚か裸で2週間にわたり続けられ、擬似体験に近い奇妙な高揚感・興奮状態にあったそう。撮影時の表情はもはや演技ではなかったのかもしれません。

彼女はこの作品が評価され新人女優賞と最優秀新人賞を獲得。同年の映画「闇金ウシジマくん Part2」、2015年の映画「二重生活」でも過激なラブシーンを演じます。二重生活では冒頭から菅田将暉さんとの濃厚なキスシーンで始まり視聴者を驚かせました。

これらの作品を演じている頃には「ヌードも濡れ場も演じる実力派俳優」と世間で評価されていましたが、「絡みのシーン」では毎回傷ついているとも話しています。本当は好きな人とするのが幸せと感じており、帰るとお風呂で泣いているそうです。

その後も門脇麦さんの快進撃は止まらず、2024年冬ドラマ「厨房のありす」では自閉スペクトラムの女性料理人を演じました。2025年には「陽気な幽霊」という作品で舞台に出る事が決まっており、活動の幅は広がっています。

28位：真木よう子（まきようこ）

真木よう子さんはエアガン騒動でお騒がせなイメージも強い実力派女優。彼女は2006年の映画「ベロニカは死ぬ事にした」で、初のヌードに挑戦します。主人公のクロード（イ・ワン）に見られながら、服を脱ぎ捨てて自慰を行う様子は、他のラブシーンとは一線を画し、芸術的にすら見えると言われました。

本作品は、世界観が独特かつストーリーも難解という評価が一般的。ネット検索でも「ベロニカは死ぬ事にした 真木よう子」とヒットする事から、真木よう子さんを目当てに観る人も多いと思われます。遠目から見てもわかる肉体美が話題となり、魅せられた視聴者も多いようです。

2013年の映画「さよなら渓谷」では、過去に自らをレイプした夫とのラブシーンを熱演。背中のトップレスを披露しました。本作品で真木さんは主題歌を担当した他、最優秀主演女優賞を受賞しており、飛躍の年となっています。

隣人が殺人容疑で逮捕されている中、荒々しい行為を繰り広げる姿は迫真の演技です。普段の低い声とは違う高めの声が印象的な作品といえます。

演技派女優の地位を確立した真木さんですが、2024年3月にお笑い芸人の岩橋良昌さんにエアガンを撃ったという情報が浮上。騒動のさなか突然拒食症で入院していますが、10月に公開された映画「アンダーカレント」で女優業を再開しました。

真偽はうやむやとなりましたが、女優としてのイメージはマイナスに。ユーチューバーとしても活躍し始めていますが、評判は芳しくなく苦戦している様子です。