この記事を書いた人
某週刊誌の元記者
Rekisiru編集部、東条りな(とうじょうりな)。新卒で某有名週刊誌を運営する出版社に入社。8年勤務したのち結婚を機に退社。芸能ネタとネットゴシップ収集が生き甲斐であり趣味であり仕事。現在はWeb系メディアを中心にメディア編集業に従事。
※本記事では、若くしてこの世を去った芸能人の方々について、報道をもとに振り返ります。故人の功績を偲び、読者の記憶に残る出来事としてまとめたものであり、不謹慎な意図は一切ございません。
第38位:神田沙也加

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神田沙也加さんは、松田聖子さんを母親に持つ女優でありタレント。彼女は2021年12月18日、札幌市内のホテルから飛び降りて亡くなりました。享年35歳。彼女は最上階の22階に宿泊していましたが、倒れていたのは14階の屋上。発見された時は既に心肺停止状態でした。

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「12月18日は午前10時からリハーサルが始まる予定でした。ですが、沙也加さんはいっこうに現場には現れず、11時になっても連絡がつかなかった。スタッフが沙也加さんが宿泊するホテルの最上階の部屋を訪れ、扉をノックしたものの全く反応がない。不審に思ったスタッフがホテル側に事情を話し、合鍵を使って部屋にはいったのですが、部屋には誰もいなかった。ただ、窓が開いており、不審に思ったスタッフが通報したといいます。窓下の14階の屋外スペースには雪が積もっており、雪下から沙也加さんは靴を履いてない状態で発見されたそうです(事務所関係者)」

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ホテルには遺書はないものの、愛犬や恋にまつわる悩みが書かれたメモが見つかります。また前日には、喉の調子も悪く、本人は手術への漠然とした不安を抱いていました。ただ、一番彼女のメンタルに影響したのは、交際相手の前山剛久さんとの確執です。

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神田沙也加さんと前山剛久さんの交際は同年10月から。しかし2022年1月には、前山さんが二股をかけていた疑惑と、彼女に罵声を浴びせていた音声が流出します。

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この2点が彼女の自殺の引き金になったとされ、世間は立腹。神田さんが妊娠していた可能性もあり、前山さんは芸能界を引退しています。引退後は大阪にある実家の会社の役員になっていたようです。そのため役員報酬で生活しているのでは?と噂されていました。

2024年10月、神田さんに罵倒を浴びせて芸能界を引退したはずの前山さんが芸能界復帰しようとしましたが、同公演の演者2名が辞退を発表し、舞台が中止に。その際の謝罪動画が非常に不気味だと話題になりました。


これにはネット民もかなり厳しい反応をしているようです。彼は前年にファンクラブを設立、ファン向けにイベントや配信しているとのこと。しかし世間の反応は冷ややかであり、表舞台への復帰の道は険しいのではないでしょうか。
第37位:芦名星

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芦名星さんは「W県警の悲劇」で主演を務めた女優。彼女は2020年9月14日、新宿の自宅マンションで自殺を図りました。クローゼットの中で首を吊っていたところを兄が発見しています。わずか36歳での早過ぎる死に、世間は大きな悲しみに暮れました。

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9月14日の夕方は、若手タレントの講師を務める予定がありました。更に同日には、グラビア姿を披露した写真週刊誌が発売されるなど、本人は精力的に活動を続けていたはず。SNSなどの発信もなく、世間の誹謗中傷の声を聞く機会も少なかったはずです。

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自殺の原因は、現在までさまざまな憶測が流れています。彼女の死の2ヶ月前、俳優の三浦春馬さんが自殺しています。芦名さんは、三浦さんが亡くなる直前に電話をもらっていました。四十九日に「そっちはどう?」とSNSに投稿しており、交際していた説も出ています。

出典:gossip Lab
当時はコロナ禍の真っ最中。県をまたぐ帰省も禁止され、身内と会えない状態も続いていました。更に芸能界も仕事が減り、芦名さんはずっと不安を抱えていた様子。亡くなる2カ月前から「死にたい」と友人に漏らしていたといい、心配していた矢先での出来事だったといいます。

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4月には給料が歩合制に変わり、6月にはマネージャーが辞めたとのこと。そのため不安定になり、霊媒師を自宅に招き、スピリチュアル的なものも信じていたともいいます。孤独と仕事の不安。更に恋人の死も原因と仮定するなら、自殺の理由も見えてくるのではないでしょうか。