【24年1月最新】日本国内の凶悪事件・怖い事件ランキングTOP50

11位:おせんころがし殺人事件 – 1948~1952年

事件のあった「おせんころがし」
出典:Wikipedia

おせんころがし殺人事件は、1951年10月11日に千葉県鴨川市にある断崖「おせんころがし」で起きた殺人事件です。また、犯人の栗田源蔵が起こした一連の殺人事件の総称でもあります。

栗田は10月10日に、興津駅にいた母子4名をおせんころがしに誘い出し、長男と長女を崖から突き落とします。母を強姦した末に、背中におぶっていた次女ごと崖に突き落としており、奇跡的に生き延びた長女以外の3人が亡くなりました。

犯人の栗田源蔵
出典:おせんころがし:千葉の心霊スポット

栗田は1948年に2名の殺人、1951年8月8日に主婦を強姦の末に殺害。1952年1月13日にも主婦と叔母を殺害し、犠牲者は7人となりました。後に栗田は、1952年8月13日と1953年12月21日に死刑判決を受けていますが、これはそれぞれの殺人事件による宣告です。

1959年10月14日に刑は執行されました。事件当時の栗田は筋骨隆々としていましたが、死期が迫るにつれて痩せ細っていったとの事。現在、事件が起きたおせんころがしは心霊スポットとして語り継がれています。

10位:大口病院連続点滴中毒死事件 – 2016年

犯人の久保木愛弓
出典:徒然草

大口病院連続点滴中毒死事件は、2016年9月に神奈川区の大口病院で発覚した連続殺人事件です。入院患者の遺体に消毒薬ヂアミトールの成分が含まれている事が発覚し、その死が人為的なものである事が判明します。

この病院では7月から9月の間に48人の患者が死亡しており、警察は内部犯によるものと断定しますが捜査は難航。結果的に2018年6月に久保木愛弓という看護師が逮捕されます。病院内では人間関係のトラブルも多く、久保木もその不満から犯行を繰り返したのです。

事件のあった大口病院
出典:ガールズチャンネル

久保木は「20人くらい殺った」と供述したものの、事件発覚前の患者は既に火葬され、証拠は失われていました。殺人罪が適用されたのは3人だけで、2021年の第一審では無期懲役が言い渡されます。

証拠がないだけで、実際には死刑が相当な案件である事は明らかです。被害者側は控訴しており、事件の判決は未だに出る気配はありません。

9位:大阪教育大附属池田小児童殺傷事件 – 2001年

事件の舞台となってしまった、大阪教育大学附属池田小学校

大阪教育大附属池田小児童殺傷事件は、2001年6月8日に池田小学校で発生した無差別殺傷事件です。犯人の宅間守は白昼堂々、小学校に侵入し、もっていた凶器で次々と児童・教師を殺傷。小学1〜2年生8名が殺害され、教師含め15名が怪我をしたのです。

宅間は過去に15回もの逮捕歴がある極めて危険な人物で、池田小学校に侵入して事件を起こしたのは、自分を捨てた元妻を後悔させる為という短絡的なものでした。公判中も謝罪の言葉を述べることはなく、2004年9月14日に死刑が執行されています。

宅間守
出典:Wikipedia

この事件をきっかけに、各地の学校では放課後には生徒を残さず下校させる、侵入者があればただちに警察に通報するなどのマニュアルが作成されました。幼い命が大量に奪われたこの事件は、学校という施設の安全性を社会に投げかけたのです。

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