第26位:市川段四郎

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市川段四郎は、「琴吹千草」の名取を持つ歌舞伎役者。本名は喜熨斗宏之。歌舞伎界のホープだった、「市川猿之助」の父親にあたる人物です。彼は2023年5月18日、向精神薬を飲んで自殺したとされます。享年76歳でした。当時、市川段四郎は妻の延子と、息子の市川猿之助の3人で生活していました。

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この自殺の直前、息子の市川猿之助は女性セブンによる「共演者へのパワハラやセクハラ」、「コロナ禍でのパーティー」などのスキャンダルが報道されたばかり。市川猿之助によると、本人が自殺を仄めかした時、延子は「あなただけを逝かせるわけには行かない」と話し、市川段四郎も同意したとされます。

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市川段四郎は、市川猿之助から多量の睡眠薬がすり潰された水を飲み昏睡。市川猿之助は両親の顔にビニール袋を被せており、亡くなった後に一枚の掛け布団を被せ、傍らに猿の模様が描かれた枕を置きました。その後、市川猿之助も自殺を図るものの、マネージャに発見されて一命を取り留めています。

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市川段四郎は2013年に体調を崩して以来、舞台に立っていません。自殺の前まで、妻の介助を受けており、自殺の意思決定をできたのかは疑問です。更に致死量にあたる睡眠薬を高齢な両親が服用できたのかはわかりません。

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ただ死人に口なし。市川猿之助は両親の自殺幇助を行ったとして、11月20日に懲役5年、執行猶予3年の判決が下りました。判決も確定した以上、一家心中を図った日の出来事は闇の中です。市川猿之助は取り調べの際に、「自分には歌舞伎しかない。許されるなら舞台に立ちたい思いがある」と述べており、復帰の意思を持ち続けています。
第25位:さユリ

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「酸欠少女さユり」をキャッチコピーとし、酸欠時代を歌うアーティスト。彼女は2024年9月20日に、28歳の若さで亡くなっています。死因は公にされていませんが、自殺の可能性が高いと言われています。さユリは同年7月に「機能性発声障害」と診断され、歌手活動を休止していました。

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歌手にとって歌えなくなるというのは何よりも辛い事。さユリはSNSの中で「命の使い方が分からなくなったから声出んくなったのかなあ?」と、自殺を連想する投稿をしています。病気などで亡くなる場合、公式サイトやSNSは死因を公表しますが、さユリの場合は死因が公表されていません。

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さユリの夫は、男女混声2人組音楽ユニット「ミセカイ」に所属する「アマアラシ」という人物です。アマアラシはSNSの中で、「共に生き抜いてほしい」という言葉を残しており、その言葉がさユリの自殺を仄めかしているとされています。

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機能性発声障害は命に関わる病気ではありません。ただ、彼女は歌えない事にずっと葛藤し続けていたのでしょう。さユリが主題歌を務めていた人気アニメ『リコリス・リコイル』など、多くの関係者やメディアが追悼のコメントを残しています。彼女が亡くなっても、その歌はずっと歌われ続けるのではないでしょうか。
芦名星さんの記事の中で「三浦春馬が2ヶ月前に自殺」とありますが、春馬さんは自殺とは思えませんね。