【悔やまれる】自ら命を絶ってしまった40人の芸能人

第38位：三浦晴馬

三浦春馬さんは「14歳の母」などで人気を博した俳優。彼は2020年7月18日、自宅寝室のクローゼットで首吊り自殺をしました。享年30歳。この頃はコロナ騒動の最中であり、芦名星さんや藤木孝さん、そして竹内結子さんなどの芸能人の自殺が相次ぎました。

当時の三浦さんは、「おカネの切れ目が恋のはじまり」で主演を担当していました。ただ、見た目にも随分痩せており、身体の不調を心配するファンは多かった様子。死の当日は、ドラマの撮影でマネージャーが迎えに行った時に、自殺が発覚しています。

マネージャーが到着した時にクローゼットの中で首を吊った状態で発見され、発見者が119番通報し病院で死亡が確認されたとのこと。自殺の理由ははっきりとわかっていませんが、ネットでの誹謗中傷や母親との絶縁関係などが影響しているのでは？といわれています。

三浦さんの母は本人の承諾なく、マルチ商法のようなハーブティー販売に名前を使用しており、さらに事務所に無断で借金していたという噂も。真相はわかりませんが、彼の死去後に公開された時代劇映画「天外者」では、3日で11万人以上動員する大ヒットとなりました。

更に2024年4月5日の三浦春馬の誕生日には、最後の主演作品『天外者』が全国の映画館で特別上映されており、全国各地でファンがお祝いをしています。2025年も存命だったなら三浦春馬さんは4月5日に35歳を迎えます。きっと、今年も来年も三浦春馬を祝うイベントは開催され続ける事でしょう。

第37位：芦原妃名子

芦原妃名子さんは「砂時計」や「セクシー田中さん」などのヒット作を生み出した漫画家。彼女は、2024年1月29日に栃木県日光市の川治ダムで自殺しています。警察は亡くなった状況から自殺と判断しましたが、具体的な死因は明らかにしませんでした。

彼女が自殺した原因は、2023年10月にドラマ化された「セクシー田中さん」です。本作のドラマ化にあたり、芦原さんは原作を忠実に再現する事を希望。しかし脚本家は本人の意向と異なる脚本を執筆し、意見のすれ違いが起きています。更に改悪された別物の脚本を校正させられ、9話と10話は自分で脚本を書いたそうです。

当時、セクシー田中さんは未完。望まない最終回の脚本を執筆する苦痛は、筆舌に尽くしがたいものがあるでしょう。2024年1月26日、芦原さんは一連の顛末をXに投稿し、世間は脚本家やプロデューサーを批判しています。

その後、芦原さんは1月28日に、全ての投稿を削除。「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」というコメントを残し、行方不明となりました。その後、彼女は前述した通り自殺。セクシー田中さんは未完となり、最悪の結果となりました。

昔から漫画や小説の実写化では、作者の意向が無視されて改変される事は多々あります。芦原さんの自殺は、テレビ側と作者サイドに存在する大きな問題を浮き彫りにさせました。今回の一件を反省し、原作者の権利が守られる世の中になる事を願うばかりです。