第13位:宝生舞さん
2024年3月、元宝塚歌劇団トップスターの宝生舞さんが、自身のSNSで衝撃的な告白を行いました。1996年、宝塚音楽学校在学中の16歳の時に受けた性被害について、約28年の時を経て公表したのです。
1994年に宝塚音楽学校に入学し、その後花組トップスターとして『エリザベート』や『ベルサイユのばら』などの名作で主演を務めた宝生さん。その華やかな舞台人生の陰で、学生時代に教師から性的被害を受けていたことを明らかにしました。加害者とされる教師は、宝生さんが宝塚音楽学校を卒業した後も学校に勤務し続けていたとされています。
宝生さんは、自身の告白が同様の被害を防ぐきっかけになればとの思いを語っています。この告発を受け、宝塚歌劇団は第三者委員会を設置して調査を開始。宝生さんの勇気ある発信は、芸術教育の現場における性暴力の問題や、若い才能を守る体制の整備について、社会に大きな問題を投げかけることとなりました。
第12位:岡本カウアン
ジャニーズJr.として活躍していた「岡本カウアン」さんは、2012年〜2016年にかけて、ジャニー喜多川氏から15〜20回程度性被害を受けたと告白しています。カウアンさんはジャニー喜多川氏のマンションに泊まった際に、パンツを降ろされ性器を口でもてあそばれたそうです。
そういったことが在籍していた2012年〜2016年にかけて、計15回から20回あったといい、暗黙の了解になっていたといいます。そのうえ、マンションに出入りしている100人〜200人すべてが被害にあっているのではと話しています。
カウアンさんは翌日ジャニー喜多川氏にエレベーターを一緒に降りるときに、1万円を手渡されたのだそう。その後カウアンさんはジャニーズ事務所を退所し、2023年に被害を受けたことを記者会見しています。