第11位:松坂慶子
2024年2月、日本を代表する女優の松坂慶子さんが、自身の著書『終わりなき航路』で衝撃的な告白をしました。1974年、17歳だった松坂さんは当時所属していた劇団の40代後半の演出家から性的被害を受けていたことを、50年の沈黙を経て初めて明らかにしました。
15歳で芸能界入りを果たし、その後『砂の器』で映画デビューを飾るなど、若くして頭角を現していた松坂さん。しかし、その輝かしい活躍の影で、劇団の演出家による性的被害に遭っていました。当時、恐怖と混乱の中で誰にも相談できず、声を上げることができなかったと振り返っています。
松坂さんは著書の中で、長年この経験を誰にも語ることができなかったと明かしています。今回の告白には、同様の被害に遭った人々に勇気を与えたいという強い思いが込められています。半世紀という長い歳月を経て語られたこの事実は、芸能界における若い人材の保護や、性暴力撲滅に向けた取り組みの重要性を社会に投げかけています。
第10位:上原美優
「貧乏アイドル」ポジションで、プラチナムプロダクションの看板タレントでもあった「上原美優」さんは、高校時代に男性2人から性的暴行されたことをカミングアウトしています。
上原さんは種子島出身で10人兄弟だったといい、貧乏を理由に学生時代はいじめられていたのだそう。そういった経験から非行に走っていたそうですが、高校時代に男性に暴行されたことをきっかけに、あまりのショックから高校を中退してしまったそうです。
上原さんは2011年に自殺により死去していますが、上原さんはその当時情緒的に不安定になっていたといいます。自殺の理由は恋人との関係に悩んでいたという話もありますが、過去の経験がトラウマとして残っていたのではともいわれているようです。
上原美優….🥲 pic.twitter.com/if0uSwnVx5
— 昭和の熱血男儿 (@YhsPEzXxIglHYyn) July 9, 2023