25位:三島有紀子(映画監督)

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三島有紀子は、2009年の映画『刺青 匂ひ月のごとく』で監督デビューを果たした映画監督。彼女は、6歳の頃に見知らぬ男性から性的被害を受けています。心の傷は癒えず、「自分は汚れてしまった」と考えるようになったそうです。

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それから47年の月日が経ち、彼女は2024年に『一月の声に歓びを刻め』という映画を世に送り出しました。本作は恋人と別れた性暴力サバイバー、性被害を苦に命を絶った娘を持つ父、妻の延命装置を外した事を後悔し続ける男。異なる島に住む3人を主軸に置いたものです。

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作品が生まれた背景には、彼女が47年の月日を経て現場を直視できた事、周囲に性的被害の事実を話せていた事が挙げられます。何年経っても、被害を受けた人の心の傷が癒える事はありません。本作が、性被害のトラウマを抱える人に対する契機になるのかもしれません。
24位:飯田恭平(元ジャニーズ)

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飯田恭平は、2001年にジャニーズに加入し、2006年までKis-My-Ft2のメンバーだった元アイドル。彼は学業に専念する事を理由にジャニーズを辞めたものの、実際にはジャニー喜多川による性被害が原因でジャニーズを辞めています。

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「寝ていた私に対して、マッサージをしていたような形から行為に及びました。(被害は)数十回等では収まらないですね。そこから定期的にずっと続いていたような状態です。5年間同様に」
引用:TBS DIG NEWS
本人は他のメンバーに迷惑がかかるとして、性被害を公表する気はありませんでした。本人の背中を後押ししたのが、妻と子供の存在です。もし自分の子供が性被害に遭っても、誰にもいえない世の中になってほしくない。飯田恭平はそう考えて、ジャニーズ被害者の会に合流しました。

出典:TBS NEWS DIG
飯田恭平がジャニーズを脱退してからの動向はわからないものの、一部では映画監督を目指していたとされています。結婚相手は「ありさ」という名前で、ヨガインストラクターとして働いているそう。結婚したのは飯田恭平が24歳の時であり、性被害に悩む本人を支えた存在だった事は間違いありません。
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