第7位:前田健

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前田健は「まえけん」の名前でブレイクしたモノマネ芸人。彼は2005年に、恋愛指南本「前田健の恋キャラ診断」を発売。この時に、ゲイである事をカミングアウトしました。2009年には「それでも花は咲いていく」を発表しています。

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本作はセクシャル・マイノリティーをテーマに、人には話せない悩みを抱えた男性たちの日常を描いたもの。前田健の体験が元にされ、「男性を好きになる気持ちを止められない」という気持ちが主人公に投影されています。2011年には映画化され、前田健自身が監督と脚本も手掛けました。
その後も多方面で活躍していた前田健ですが、2016年に虚血性心不全を患い、44歳の若さで亡くなっています。亡くなる前から不整脈に悩まされていた他、食生活の悪さも指摘されていた様子。突然の死に、多くの芸能人が追悼のコメントを残しました。
前田健を偲ぶ声は今でも聞かれており、2023年にはオードリーの若林正恭と、南海キャンディーズの山里亮太を主人公にしたドラマ「だが、情熱はある」に、前田健そっくりの谷勝太というお笑い芸人が登場。男性相手に告白して玉砕するくだりがあるなど、前田健のエピソードがふんだんに盛り込まれています。
第6位:槇原敬之

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槇原敬之は「世界に一つだけの花」の作詞などを行ったシンガーソングライター。本人は公表していないものの、彼が同性愛者という事は業界では有名でした。槇原敬之は1999年に覚醒剤の使用で逮捕されていますが、彼を薬物に引き込んだのは、当時パートナーだった奥村という人物です。

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奥村はその後も槇原敬之の仕事のパートナーでもありましたが、2018年に槇原敬之は新たなパートナーを見つけると共に、奥村は覚醒剤所持で逮捕されています。槇原敬之もまた2020年に覚醒剤の所持で再逮捕されますが、この逮捕に奥村が関与していたと考える人もいます。
同年7月に行われた裁判で槇原敬之は、「薬物は捨てずに持っていただけ」と使用を否定。尿検査でも薬物反応は出ておらず、懲役2年・執行猶予3年の判決がくだりました。裁判の中で槇原敬之は新たなパートナーの存在を明かし、「クスリがなくても幸せ」と堂々の告白宣言をしています。
その後、2021年9月に槇原敬之は活動を再開。更に延期していたアルバムも発売。「自分には音楽しかない」と話していました。今でも彼の横にはきっとパートナーがいるのでしょう。
男性にも女性にも優しい人、いんじゃないでしょうか
同性愛禁止
同性愛行為を厳罰化して反同性愛法案の成立を目指す。
広告なんて誰もみないのにご苦労なことだ。