【芸能界の闇】性被害を告白した35人の芸能人・タレント

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※本記事は、芸能界での性被害を自ら公表された方々の発言・報道をもとにまとめたものです。被害者の声を尊重し、再発防止や社会的関心喚起の目的で構成しており、センセーショナルな報道を助長する意図はありません。

35位：マリエ（モデル・タレント）

マリエは、フランス系カナダ人の父を持つハーフモデル。彼女は2021年4月、18歳の頃に枕営業を強要された事を告発しました。島田紳助から性接待の誘いをしつこく受け、その場にいた出川哲朗らから「いいじゃん、マリエちゃんやりなよ」と煽られたそうです。

マリエさんがインスタLIVEで発言した内容は以下になります。

「18歳の時に島田紳助に枕を誘われたけど断った。その場にいた出川哲郎ややるせなす、他芸人も皆紳助の味方だった。言われた日時に行かなかったことで事務所から『もう紳助さんと仕事が出来ない』と言われた」

更に枕営業を断った後、所属事務所からは「それでいいの？ 今後は仕事なくなるよ」と言われたそう。ただテレビなどの大手メディアは、マリエの告発を完全スルー。ネットや週刊文春が記事にする程度でした。

理由として、マリエに弱者のイメージが希薄だった事が挙げられます。またマリエは長らくテレビから姿を消していた事もあり、「売名行為」と判断した人もいました。新たな告発者がいたら、話は変わっていたのかもしれません。

結局、マリエは2022年5月に芸能事務所「レプロ」を引退。10月には子供も生まれています。現在はテレビには出演せず、ファッション関係の仕事がメインです。

34位：須田亜香里（アイドル）

須田亜香里は、2022年までSKE48に所属していた元アイドル。彼女は2021年に、「バイキングＭＯＲＥ」に出演した際に、高校生の頃に性被害を受けた事を公表しました。

須田は「（高校生の時）道を歩いてたら、おじさんに道を聞かれて」と回想。おじさんからある場所に「連れて行って」と言われたので、その場所に連れていったところ、ひとけのない所だったという。おじさんから「ありがとう」と握手を求められた瞬間に襲われた。「そのときはキスをされた」と被害を告白し、「引き剥がすのに精一杯。一生懸命に逃げて、怖くて親にも言えなかった」と長年トラウマになったという。

引用：サンスポ

今回の話題が出たのは、ヒステリックブルーのメンバーが性犯罪を犯して、再び実刑判決を受けた事に起因しての事。一度性被害を受けた被害者は、ずっとトラウマを抱えて生きる事になります。

本人も被害を受けてから、5年ほどトラウマになり人に話すこともできなかったそう。だからこそ、彼女は『してないから』『反省したから』とか、そういう問題じゃないんだろうなっていうのを真剣に考えてもらいたいと世間に訴えました。

一応、須田亜香里は今はトラウマを克服したそう。番組の中で「あの、可哀想だと思わないで聞いてくださいね」と、自らを被害者と思わないようにと念押しをしています。