10位:長州小力

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長州小力は、2005年にブレイクしたピン芸人。プロレスラー「長州力」のモノマネと、長州力を模したパラパラで人気を博し、ピーク時の月収は2000万円越え。倖田來未のライブの前座で出演した時は、倖田來未さえもが「勢いで負ける」と脅威に感じていたそうです。

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ただ、その後はブームが終焉。一時期は月収が5万円となり、2011年にインタビューに応じた際には、月の半分が休みの時があると話していました。ただ本人は「ブレイク時の仕事量が異常だった」と述べ、自分のペースで仕事ができる方が良いと話しています。
「周りからはバカンスって思われるかもしれないけど、自分のペースでやれる今が一番いい。こういう稼業なので、波があるのはわかってましたし」とあっけらかんに話し、「皆さんの見えないところでしぶとく勝負しています。永遠に“長州小力”を続けていきますよ」と力強く語った。
引用:ORICON NEWS

出典:取手市議会議員 山野井たかし 公式ウェブサイト
現在は地方営業の他、「キレてないですよ」のフレーズが縁起がいいと解釈され、結婚式の余興に呼ばれる事が増えているようです。
9位:つぶやきシロー

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つぶやきシローは、1990年代後半にブレイクしたピン芸人。独特の栃木訛りで「ムカついた事」などあるあるネタをつぶやく漫談で人気を博し、「ボキャブラ天国」や「電波少年」などの番組に出演しました。

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しかしボキャブラブームの衰退と共に低迷し、仕事が激減。一時は死亡説も流れたものの、ホリプロ主催のライブや声優として活動していました。2011年には小説家としてデビューし、2021年には、自身が執筆した小説『私はいったい、何と闘っているのか』が映画化もされています。

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SNSも開設しており、Xのフォロアー数は2022年時点で99万人。今はテレビに出る機会は減ったものの、当時に戻りたいという気持ちはない様子。等身大の現在が一番だと考えています。
90年代後半、「ボキャブラ天国」でブレークし、テレビに出まくった全盛期はどんな毎日だったのか。「5、6年あれば、まだしゃべることもあるんですけども、1年ぐらいだから、本当に恥ずかしいです。それでも、バッと売れて、いろんな経験させてもらったのはありがたいですし、身にしみてんじゃないですかね。その中で流されていた部分もあったと思うし、結果は伴わなかったから、今はこうなっちゃったけども、一生のうち1回は一生懸命生きていた時期があったのはラッキーだったし、ちょっと誇るべき。ネタで自虐的に言ったりもするけど、悲観的にならなくていいと思ったりしますね」と振り返る。
引用:encount