3位:小島よしお

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小島よしおは、2007年ごろにブレイクしたピン芸人。ブーメランパンツを履き、「そんなの関係ねぇ!!」、「はい!おっぱっぴー」と叫ぶネタで人気を博しました。ピーク時の月収は1200万円でしたが、翌年から月収が下がり、一発屋芸人の1人としてあがる事が増えたそうです。

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ただ小島よしおは、早稲田大学出身という学歴を活かし、高学歴枠としてクイズ番組に呼ばれる事もしばしば。更に2011年からは、子供向けのライブなどを精力的に行い、小さな子供達からも絶大な支持を得ます。

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2020年にコロナ禍で芸人の活動が狭められた頃には、youtubeチャンネルで「おっぱっぴー小学校」を開講。子供を相手にし続けた経験と、早稲田大学出身の頭脳を活かし、子供達のハートをがっちりと掴みます。子供は正直なので、ウケない時は全くウケません。

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現在小島よしおは、年間100本以上の子供向けのライブをこなしています。その背景には、子供が喜ぶ動きや、親御さんの心も掴むなど、さまざまな試行錯誤があった様子。ただそれ以上に大切なのは、子供と同じ目線で楽しむ事。小島よしおは決して一発屋芸人ではなく、息の長い芸人といえるでしょう。
「お笑い芸人の大人向けライブって、ネタを披露するものだから、基本は一方通行じゃないですか。僕の子ども向けライブは、みんなで楽しむ参加型なんです。わかりやすく言うと、ヒーローショーのような感じ。僕が『あずキング』というヒーローに扮して、『血糖値を急激に上げてやる〜』って攻めてくる敵と戦う、みたいな。時には一緒に歌ったり踊ったり、『みんなも探してくれ!』とか言って舞台に引き込んだりしています」
引用:FRaU edu
熱狂する子どもたちの姿が目に浮かぶ。同じ目線になって一緒に楽しめるのが、小島さんのお笑いスタイルだ。大人目線の設計でないところが、子どもたちに深く刺さるのかもしれない。