24位:日本エレキテル連合

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日本エレキテル連合は、2014年にブレイクしたお笑いコンビ。白塗りをした「朱美ちゃん」ことボケ役の橋本小雪と、おかっぱ頭の「細貝さん」ことツッコミ役の中野聡子がおりなすシュールな世界観が持ち味。ネタの一つである「ダメよ〜、ダメダメ」が2014年の流行語大賞に選ばれ、その年の顔になりました。

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ただ日本エレキテル連合の芸風は、技巧派のコントという一般受けはしないもの。元は舞台やyoutubeを拠点に活動をしており、「ダメよ〜、ダメダメ」のネタが飽きられた頃に、テレビから姿を消しています。現在も単独公演で、テレビでは放送できないネタを披露しているようです。

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私生活を見れば、橋本小雪は2020年に交際0日でピン芸人の松尾アトム前派出所と結婚。一方の中野聡子は2024年に子宮体癌にて、子宮を全摘しています。中野聡子の病気が発覚した時、橋本小雪は一緒に生活して身の回りの事全般を手伝っていたそう。現在も活動を続けているのは、長年の信頼関係があるからですね。
23位:レギュラー

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レギュラーは、2004年にブレイクしたお笑いコンビ。身の回りにある「あるあるネタ」を、独特な動きに合わせて紹介する「あるある探検隊」が大ヒットしました。一時期は様々な番組に出演したものの、2011年に仕事は完全にゼロになり、テレビから消えたと思われました。

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そんな折、先輩芸人で次長課長の河本準一がレギュラーの2人を福祉施設のボランティアに連れていったそう。あるある探検隊の動きやネタは、高齢者にもわかりやすいもの。2人は「レクレーション介護士」の資格を取り、笑いを福祉現場に届ける事が増えています。また介護職員に高齢者の心を掴むための講座なども行っています。

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講演会で話す内容は多岐に渡りますが、その中の一つは以下の通り。
――講演会ではどんな内容を話すのですか? 松本:芸人は笑ってもらうために、まず自分たちを下げます。でも、介護者と利用者の関係性は、お世話をする側とされる側なので、利用者さんよりスタッフの立場が上になってしまってるんですよ。さらに、レクリエーションでは指示する側と指示通りに動く側という、先生と生徒のような構図になります。だから、その関係性を逆転させるところから始めましょうと
引用:My SAP!
きょうもレギュラーは介護現場とお笑いを結びつける架け橋として頑張っています。