2位:ヒロシ

出典:instagram
ヒロシは2004年ごろにブレイクしたピン芸人。「ヒロシです…」というフレーズの後に、身の回りの自虐ネタを呟くネタで、人気を博しました。絶頂期は月収1000万円〜3000万円の日々が1年ほど続き、ピークの月収は4000万円だったそう。

出典:朝日新聞
本人が芸人を目指したのは、女性にモテたかった事が理由です。ただヒロシは極度の人見知りであり、女性は当然、スタッフにも自らの気持ちをうまく話す事ができない状態が続きました。精神的に限界を感じ、ブレイクから約5年後に「もうテレビには出ない」と事務所に伝えた事で、仕事は激減したそうです。

出典:讃岐新聞
その後は低迷期が続いたものの、2015年に「しぐりじり先生」に出演してから仕事が増加。同年にキャンプをテーマにしたyoutuberチャンネルである「ヒロシチャンネル」を開設し、登録者は100万人を超えています。

出典:Ameba 塾探し
ヒロシは「キャンプブーム」の先駆け的存在であり、2020年の流行語大賞に「ソロキャンプ」がノミネートされたのは彼の功績と言って間違いありません。ブレイクの影響で一時は死ぬ事さえ考えたヒロシですが、今はキャンプを通じて新たな安らぎを得ているといえるでしょう。
「マンションから…いけるなって思ったんです。同時にやばいとも思って(吉本時代の)同期の友人に連絡したんです。来てくれたからよかったものの、どうしていいのかわからなくて…。そんな感覚は初めてでした」。その後は、大手芸能事務所を辞め、バラエティー番組のひな壇に座ることもなくなり、大金も手放した。それでも、好きなキャンプがビジネスに結びつくようになった今の方が「気持ちよく仕事ができている」と胸を張る。
引用:スポニチ