小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊【ジャンルや感情、気分別に紹介】

“思い切り笑いたい”ときのコメディ小説5選

陽気なギャングが地球を回す

読んでみて

推理小説を多く発表している伊坂幸太郎。実はコメディタッチの作品も高い人気を誇っています。ご紹介する『陽気なギャングが地球を回す』もその1つです。

「嘘が見抜けてしまう」「正確な体内時計をもつ」など、特殊能力をもつ4人組の強盗が主人公です。その天才的な能力を生かして「人を傷つけない」をモットーに強盗を働いていたのですが、あるとき誤算が生じてなんと盗んだお金が別の強盗犯に横取りされてしまいます。4人は奪還計画を立てるのですが…『陽気なギャングの日常と襲撃』『陽気なギャングは3つ数えろ』と続く、大人気シリーズの1作目です。

みんなのレビュー

憎めない銀行強盗団に降りかかるトラブルを描いた穏やかめのドタバタ劇。クスリと笑える会話が楽しめます。張られた伏線の回収は見事でした。

引用元:読書メーター

ステップファザー・ステップ

読んでみて

先ほどは強盗の話でしたが、次にご紹介する『ステップファザー・ステップ』は泥棒が主人公です。作者の宮部みゆきは『ブレイブ・ストーリー』『火車』など様々なジャンルの物語を書き分けるストーリーテラー。彼女の作品のなかでもこの『ステップファザー・ステップ』は上川隆也主演でテレビドラマ化もされたロングセラーです。

主人公の「俺」はプロの泥棒なのですが、ひょんなことから中学生の双子の兄弟・哲と直の父親代わりをすることになります。最初は不服に思う主人公が、徐々に双子を大切に思うようになっていく様子は微笑ましいです。7つの物語で構成されている連作短編集なので、気軽に読み始めることができます。

みんなのレビュー

憎めない双子くんたちと双子くんたちに振り回される泥棒(主人公)がわけあって親子として過ごしていく。双子ならではのストーリーもあったり、最初は嫌がっていた主人公が子供たちにだんだん感情移入していったりと最後まで楽しく読めた。

引用元:読書メーター

イン・ザ・プール

読んでみて

奥田英朗の人気作「精神科医 伊良部シリーズ」の第1作『イン・ザ・プール』。破天荒な精神科医・伊良部のもとを訪れる患者たちを主人公にした連作短編集です。2005年には松尾スズキ主演で映画化もされました。

伊良部総合病院の地下にある「神経科」には、色白デブでマザコン、注射フェチで傍若無人な精神科医・伊良部のもとを訪れる患者が後をたちません。彼らはそれぞれに困った精神症状を抱えているのですが、伊良部の破天荒な治療法でなんだか治ってしまうのです。このシリーズは『空中ブランコ』『町長選挙』と続いています。

みんなのレビュー

奥田さんの作品はじめて読んだけど、良かった!大満足!最初はバカバカしい話だと思って読んでたけど…精神科に来る患者さんの悩みは、実は誰にも当てはまるようなことだった。

引用元:読書メーター

永遠のジャック&ベティ

読んでみて

ユーモア溢れる推理小説を書いたら天下一品の清水義範。『永遠のジャック&ベティ』は、そんな清水の知的かつバカバカしい笑いでいっぱいの短編集です。

表題作は、英語の教科書の登場人物としてお馴染みのジャックとベティが主人公。彼らが50歳になって再会したとき、彼らの言語も中学英語レベルまで戻ってしまいます。「あなたはベティですか」「はい、私はベティです」のような会話でジャックはベティを口説くことができるのでしょうか?…身近な世界がおかしな物語に変わる、小説を読む面白さを教えてくれる1冊です。

みんなのレビュー

https://twitter.com/daian_td/status/1079981154814504960?s=20

69 sixty nine

読んでみて

村上龍の自伝的小説『69 sixty nine』は、長崎県佐世保市を舞台にした高校生が主人公の作品です。1990年に出版され、2004年には妻夫木聡の主演で映画にもなりました。村上は「これは楽しい小説である」と語っていて、読んでいると書くのも楽しかっただろうなと思えます。

ベトナム戦争と学生運動に揺れた1969年、高校3年生のケンは同級生のマドンナ・松井和子に気を惹くために友人とともに学校をバリケード封鎖しようとします。全編を通して男子高校生らしいおバカでコミカルな思考や言動が書かれていて、思わず笑えてきます。また、当時の映画や音楽などがどんどん出てくるので、気になったものを観たり聴いたりしてみるのも面白いでしょう。

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