小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊【ジャンルや感情、気分別に紹介】

“ヒヤヒヤドキドキしたい”ときにおすすめなミステリー小説7選

マスカレード・ホテル

読んでみて

東野圭吾の『マスカレード・ホテル』は、2019年に木村拓哉主演で映画化もされた長編ミステリーです。東野の小説家デビュー25周年を記念する作品群の第3弾で、『マスカレード・イブ』『マスカレード・ナイト』と続くマスカレードシリーズの第1作目です。2020年には宝塚歌劇団が舞台化もしている大人気作となっています。

東京都内で3件の予告殺人事件が起こったことから物語は始まります。捜査本部は第4の現場が「ホテル・コルテシア東京」になると推理し、刑事・新田浩介をはじめ数名の捜査員をホテルの覆面従業員として配備することになりました。新田はホテルマンとしての教育係・山岸尚美とぶつかりながらもホテルでの出来事に向き合っていくのですが…伏線の張り巡らされた推理小説でありながら、高級ホテルでのお仕事小説としても楽しめる、読み応え抜群の作品です。

みんなのレビュー

映画は見ていないが映像が浮かんでくるような展開で一気に読んでしまった。一流だから譲れないこともあるが相手を尊重することによってより良い結末になるかもしれない。そんなことを考えながら読了。

引用元:読書メーター

屍人荘の殺人

読んでみて

今村昌弘のデビュー作『屍人荘の殺人』は、「このミステリーがすごい!2018年度版」「第18回本格ミステリ大賞」など国内のミステリーランキング4冠を獲得した作品です。2019年には神木隆之介の主演で映画化もされています。

主人公の大学生・葉村譲は所属するミステリ愛好会の会長・明智恭介や「探偵少女」剣崎比留子とともに映画研究会の夏合宿に参加することになります。しかし合宿1日目、合宿先のペンション「紫湛荘」近くで催されていたロックフェスでバイオテロが発生、ゾンビ化した観客にペンションを包囲されてしまいます。ゾンビに囲まれた完全密室のなか、凄惨な殺人事件も起き…今までのミステリーにはなかった設定としっかりしたトリックでページをめくる手が止まらなくなる作品です。

みんなのレビュー

https://twitter.com/1718_venus_quiz/status/1274650194148122625?s=20

十角館の殺人

読んでみて

推理小説家・綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』は、1987年に出版され日本のミステリー界に大きな影響を与えた作品です。本格ミステリーを語るうえで綾辻の存在はかなり大きく、この作品を画期として「綾辻以降」という言葉すら作られました。累計発行部数100万部を突破したベストセラーです。

先ほどご紹介した『屍人荘の殺人』と同じように、こちらも大学生が主人公となっています。十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を訪れた推理小説研究会の7人が、連続殺人事件に巻き込まれていく物語です。1行でそれまでのストーリーが覆る大どんでん返しは、近頃ではよく見る手法ですがそれでもこの作品の結末には驚きます。

みんなのレビュー

葉桜の季節に君を想うということ

読んでみて

『葉桜の季節に君を想うということ』は歌野晶午の長編ミステリーです。本格ミステリーですが、恋愛小説の要素も含まれているので推理小説を初めて読む人にもおすすめできる作品です。

自称「何でもやってやろう屋」の成瀬将虎は、後輩から保険金詐欺の証拠を掴んでほしいと依頼されます。同じころ、成瀬は地下鉄に飛び込もうとしていた麻宮さくらという女性を助け、それがきっかけでデートを重ねるようになりました。事件の真相究明と成瀬の恋模様が徐々に交錯していき、驚きの展開が続き最後まで目が離せない作品です。

みんなのレビュー

ミステリーなんだろうけど……そこを騙してきますか!という感じ。途中ちょっとずつ感じていた違和感がすっきり晴れたという意味では、本筋の事件もさることながら、この全体構造そのものを楽しんだ感がある。

引用元:読書メーター

十二人の死にたい子どもたち

読んでみて

『マルドゥック・スクランブル』などのSFや『天地明察』などの時代小説を手がけてきた冲方丁。彼が初めて執筆した長編ミステリーが『十二人の死にたい子どもたち』です。2019年には映画化もされています。

安楽死をするため、廃病院に集まった12人の子どもたち。けれども、集まった地下室にはいるはずのない13人目の少年が先に死んでいました。彼は誰なのか、そして犯人はこの12人の中にいるのか、このまま安楽死の計画を実行していいのか…冲方が「自殺サイト」の存在を知ったことから執筆されたこの作品は、本格ミステリーでありながら思春期の心の痛みが描かれていて、読みながら切ない気持ちにもなります。

みんなのレビュー

後半ぐいぐい引き込まれ読みました。 12人の少年少女たち、それぞれ厳しい家庭状況や悩みを持ちながら、集う だんだん 12人の事がわかっていくと つながりが生まれ、イメージしやすくなり、読み進められた。最後のページのどんでん返しはちょっとほっとして、よかった。

引用元:読書メーター

オリエント急行殺人事件

読んでみて

こちらの『オリエント急行殺人事件』はイギリスのミステリーの女王、アガサ・クリスティの代表作です。1934年に発表されたクリスティの長編第14作目で、エルキュール・ポアロシリーズとしては第8作目になります。映画化、テレビドラマ化も何度もされた名作です。

ポアロが乗っていたイスタンブール発のオリエント急行の一等車両内で、アメリカの富豪サミュエル・ラチェットが殺害されました。列車は雪だまりにはまって立ち往生しているうえ、容疑者である乗客はみんなアリバイがあります。あまりに斬新な結末に誰もが驚き、忘れられなくなる作品です。

みんなのレビュー

ポアロやマープルの本を数冊読了していたが、有名なこの作品は初めて読んだ。他の作品とは随分毛色の違う作品のように思った。最後の展開には驚いた。読了している人と感想を言い合いたい!と思った。今までネタバレに触れずに生きてきたのは本当に幸運である。

引用元:読書メーター

湿地

読んでみて

最近、世界的に北欧ミステリーが評判を呼んでいます。そのなかでもアーナルデュル・インドリダソンの『湿地』は、2002年に北欧で最も優れたミステリーに贈られる「ガラスの鍵賞」を受賞した作品です。インドリダソンは翌年にも『緑衣の女』でこの賞を受賞しています。

アイスランド・レイキャビクの半地下アパートで老人が殺されているのが発見されました。当初は突発的でずさんな「典型的なアイスランドの殺人」と思われていたのですが、3つの言葉が記されたメモと写真が見つかったことから様相が一変します。次第に明らかになっていく老人の過去、そして事件の犯人と真相は重い気持ちになりますがなぜかページをめくってしまう、社会派ミステリーの名作です。

みんなのレビュー

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