この記事を書いた人
某週刊誌の元記者
Rekisiru編集部、東条りな(とうじょうりな)。新卒で某有名週刊誌を運営する出版社に入社。8年勤務したのち結婚を機に退社。芸能ネタとネットゴシップ収集が生き甲斐であり趣味であり仕事。現在はWeb系メディアを中心にメディア編集業に従事。
第40位:ryuchell

出典:Wikipedia
ryuchellさんは「ぺこ&りゅうちぇる」の名前でブレイクしたタレントでありモデル。彼は2023年7月に、渋谷にある自宅兼事務所で自殺しました。死の前日、ryuchellさんは「何もないのに涙が出てくる」とラジオで語っており、精神的に落ち込んでいた事がわかります。

出典:PR TIMES
彼は2016年に相方のpeco(ペコ)さんと結婚。2018年に男の子が生まれたものの、2022年に「新しい家族の形」を選ぶため離婚。その後、ryuchellさんはLGBTをカミングアウトし、離婚後は女性らしい見た目に変化しています。

出典:ABEMA TIMES
ただ「夫を辞めて女性になるのは無責任」「pecoちゃんがかわいそう」などの誹謗中傷もありました。また、ryuchellさんは女性らしい身体を維持するため、ホルモン剤を使用しており、調子の悪さも訴えていました。様々な要因が自殺に繋がったものと思われます。

ただし離婚後も家族仲は良かったようです。死の前日は息子の誕生日を祝うため、3人でグアムにも出かけていました。pecoさんはryuchellさんの死に対し「胸を張って『あなたをいちばん愛している最高のダダだよ』と息子に伝え続けます」と心境を吐露しています。

出典:ORICON NEWS
2022年に認定NPO法人ReBitは、10代LGBTQの48%が自殺念慮、14%が自殺未遂を過去1年で経験していると報告しました。ryuchelさんlだけでなく、生きにくさを感じているLGBTの人達が多い事は間違いありません。彼らが大人になる頃に、日本は変わる事ができるのでしょうか。
第39位:木村花

出典:ENCOUNT
木村花さんは「テラスハウス」に出演していたプロレスラー。彼女は2020年5月23日に22歳の若さで自殺しています。SNSにはリストカットした写真と、「愛されたかった人生でした」というコメントを残していました。

出典:MATOMEDIA
木村さんの母親が彼女を発見した時には「ごめんね、産んでくれてありがとう」という母への感謝の手紙が見つかったそうです。玄関ドアには「硫化水素中」という貼り紙があり、室内からは硫化水素を発生させたと思われる薬剤の容器が見つかっています。

出典:早わかり情報局
彼女が自殺した理由はリアリティ番組シリーズである「テラスハウス」。本番組は「台本がない」という事を前提とし、一つ屋根の下で複数の男女がシェアハウスする様子を記録したもの。本番組でスタッフは、木村さんに批判が集まる行動を仕向けており、彼女に対する SNSでの誹謗中傷は高まっていました。

多い時には1日100件の誹謗中傷が木村さんのSNSに書き込まれていたとのこと。特に「けんけん」と呼ばれるアカウントの誹謗中傷が酷く、木村さん死去後にアカウントを削除していましたが、のちに書類送検されたといわれています。

出典:早わかり情報局
遺族はこれ以上誹謗中傷の被害者が増えないために行ったといい、こういった事例を踏まえネットでの匿名の誹謗中傷が少なくなることを祈るばかりです。
記事が気になって見たけど広告ばっかりでどこが記事か分からない
芦名星さんの記事の中で「三浦春馬が2ヶ月前に自殺」とありますが、春馬さんは自殺とは思えませんね。