12位:隅田川細切れ殺人事件 – 1934年
1934年に東京で起きた殺人事件です。隅田川でバラバラの遺体が発見されますが、警察の捜査で被害者の身元が判明し逮捕に至りました。犯人は小林利平で、被害者の嘘を信じて被害者が大金を持っていると勘違いし、殺害したといいます。遺体は隅田川で左手首・右手首・左足首が見つかり、全て同一人物の一部であることが判明したのです。
被害者はほら吹きと有名で、周囲から「ほら吹き爺さん」と呼ばれていました。常連客なら嘘だとわかるところを小林は飛び込み客だったために、嘘を信じて殺害してしまっています。犯人は被害者を斧で殺害。遺体の肉は細切れにして石油缶に入れ、
「自分は焼鳥屋なのだが肉を仕入れすぎたために腐らせてしまった。なるべく遠くで捨ててくれないか」
と廃品業者に捨てさせたといいます。犯罪の残虐さと行動の狡猾さが明らかなサイコパスです。犯人は死刑が確定し、3か月後に刑が執行されました。
11位:埼玉愛犬家殺人事件 ‐ 1993年
ペットショップ「アフリカケンネル」の経営者夫婦、関根元と風間博子が4名を殺害した事件です。手口はすべて犬を殺処分する薬を栄養ドリンクと騙して飲ませています。関根は独特な殺人哲学を持っていました。
Wikipedia
- 世の中のためにならない奴を殺す
- すぐに足がつくため、保険金目的では殺さない
- 欲張りな奴を殺す
- 血は流さないことが重要
- 死体(ボディ)を透明にすることが一番大事
特に最後の死体を透明にするの実行で、遺体が残っておらず捜査は難航しました。遺体を風呂場でバラバラにし、骨をドラム缶で焼却し遺棄。「遺体なき殺人」といわれました。殺人哲学を持つほどの殺人に対する罪悪感の無さは、まさしくサイコパスです。
1位がインパクト弱いかな…なぜあれで1位なのか!?とにかくサイコパスの人にだけは殺されたくないですね(・・;)