8位:津山事件 ‐ 1938年
深夜のわずか1時間で起き、若者の手で男女30名が殺害された事件です。犯人の都井睦雄は当時22歳で、事件当日は黒セルの詰襟を着込み、茶褐色の巻きゲートルを装着。足には地下足袋を履き、二つの懐中電灯を取り付けた鉢巻を頭に巻き、首からは自転車用ライトを紐で吊り下げるといったいでたちで犯行に及んだといいます。
そして1時間半後に猟銃により自ら自殺。遺書には親族への謝罪と事件の理由として、
「社会もすこしみよりのないもの結核患者に同情すべきだ、実際弱いのにはこりた、今度は強い強い人に生まれてこよう」
と書かれていました。結核により兵役検査に不合格になったことを、村人に馬鹿にされたのがきっかけになったそうです。その奇妙ないでたちと無差別殺人の猟奇さは、日本事件の中でも多くの人の記憶に刻み込まれました。
7位:北九州監禁殺人事件‐2002年
福岡県北九州市で7人が監禁・殺害された事件です。犯人は松永太と緒方順子の2人で、監禁者に「通電」と呼ばれるものや食事の制限などの虐待を行い、マインドコントロール下に置いていったといいます。そしてお互いに殺し合いをさせています。松永は逮捕後遺体遺棄について、
「私は解体の構成に関わり、プロデュースしました。
設計士がビルを建てるのと同じですよ。私の解体方法はオリジナルです。
魚料理の本を読み、応用し、佃煮をつくる要領でやりました」
と話したといいます。また、殺害を指示しておきながら全く反省の色はなく、死刑判決が下されると「告訴だ!」と叫んだといいます。これだけのむごい事件を起こしておきながら全く反省の色がない犯人の思考は間違いなく「サイコパス」といえます。
1位がインパクト弱いかな…なぜあれで1位なのか!?とにかくサイコパスの人にだけは殺されたくないですね(・・;)