世界で起きたサイコパス事件ランキング15選
15位:ムーアズ事件 ‐ 1965年
1963年から1965年にかけて、イギリスのサドルワース・ムーアで起きた事件です。犯人はイアン・ブレンディーと、マイラ・ヒンドリーの2人で5名を殺害し、性的暴行の様子をテープや写真に収めていました。イギリスは死刑制度がないために、2人とも終身刑を言い渡されています。
イアン・ブレンディはドイツ語でヒトラーの「我が闘争」を読み、マルキ・ド・サドの本を好む嗜好だったといいます。恋人であるマイラも彼氏に感化されていき、ナチスの女性看守のような服装をして喜ばせていたそうです。そんな2人に精神科の研究者は、
「『幼い頃から暴力というものにさらされ続けて屈折した女』と『サディスト嗜好のサイコパス』によって起きた『悪い要因の連鎖』によるものだ」
と分析しています。
14位:ヘンリー・リー・ルーカス事件 ‐ 1960年~1983年
1960年~1983年までで100人を殺害したと自供したアメリカの殺人犯です。毒殺以外のあらゆる殺しをしたと自供しました。しかし虚言癖もあり、当初は殺害人数を100人だったのが、360、1000と増やし続けていたそうです。しかも急に、これまでの発言は嘘と前言を撤回しています。また、
「死の腕と呼ばれるカルト集団の殺し屋として働き、オーティス(相棒)は犠牲者を食べていた」
と証言したりもしていますが、真意は不明です。結局自供に矛盾が多かったことから、冤罪を疑がわれ、3名の殺人が立証されています。後のDNA検査でルーカスが殺害したとされていた20名は無関係であることが確認されているそうです。虚言癖という点でも、私たちには全く理解できない事件といえます。
1位がインパクト弱いかな…なぜあれで1位なのか!?とにかくサイコパスの人にだけは殺されたくないですね(・・;)